子どもを撮影するコツ!保育士だからこそ撮れる瞬間を写真におさめよう

保育士だからできる子どもの撮影方法

保育士をしていると、子どもたちの写真撮影をする機会も多いですよね。

保護者へのおたよりや卒業アルバムに使う写真だけでなく、スマホアプリを利用して保護者と写真を共有したり販売する保育園も増えています。

そこで今回は、保育園で写真を撮影する目的と撮り方、子どもを撮影するときのコツや年齢別の撮影ポイントをご紹介します。撮影に苦手意識のある保育士の方でも、保護者の方に喜んでもらえる写真が撮れるようになりますよ。

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保育園での子どもの撮影!写真の「目的」に合わせて撮り方をチョイス

保育園での子どもたちの日常風景を撮影するとき、撮った写真の活用方法は決まっていることが多いでしょう。

何のために写真を撮るのかを考えて撮影方法をチョイスすると、目的にふさわしい写真が撮れるようになります。

保育園での様子を伝えたい

保育園で撮影する写真の多くは、園での子どもたちの様子を保護者に知ってもらうための「スナップ写真」です。

カメラ目線の写真を撮る必要はなく、子どもたちと園の様子が伝わるような写真を意識しましょう。

スナップ写真では、「三分割構図」がおすすめです。画面の縦と横を3等分した線が交わるところに撮りたい人物を配置する撮影方法です。背景がしっかり写るので、ほかのお友だちや保育園の様子が伝わりやすくなります。

動く子どもを撮る際は、子どもがくるであろう場所にカメラを向けておき、フレームに入ってきたときに連写してみましょう。動きに合わせてカメラを動かすよりも、キレイな構図で撮れますよ。

かわいい笑顔を撮りたい

お誕生日カードに使うような子ども1人の写真や、数人のグループごとの写真を撮りたいときは、正面を向いた笑顔の写真が求められます。

カメラを「ポートレートモード」にして、自然光が入る場所や背景に物が写らない場所で撮ると、顔色が美しく映ります。

「もっと笑って!」と声をかけるよりも、「いい顔してるね」「かわいく撮れてるよ」と表情を褒めると、さらに自然な笑顔が溢れてきますよ。

記念の集合写真を撮りたい

保育園生活の記念になる集合写真は、全員が正面を向いてハッキリと映っている写真を目指しましょう。

乳児の場合は、おもちゃで気を引いたり、カメラから顔を上げて目線を合わせようとしたりすると、カメラ目線になりやすいです。

幼児であれば、「〇〇ぐみ〜」「おいしい〜」など、「い」行で終わる掛け声をみんなで考えて声を合わせましょう。

おもしろい決めポーズで撮影するのも一つの方法です。みんなで考えたポーズなら、写真撮影に楽しんで参加してくれるでしょう。

保育記録として写真を撮る

近年、保育ドキュメンテーションを導入する園が増えてきています。ドキュメンテーションとは写真や動画を用いた保育記録のことです。保育の振り返りを行うためにも写真は有効なツールとなります。

子どもを撮影するときの3つのコツ

写真を撮られるよりも遊びたい子や、カメラがあると緊張してしまう子など、子どもの撮影にはスムーズにいかない要因がたくさんあります。

ここでは、保育士が少しでも楽しんで写真を撮れるように、子どもを撮影するコツを3つご紹介します。

子どもの目線に合わせる

子どもの撮影で最も大切なのが「しゃがむ」ことです。

子どもの目線の高さでカメラを構えると、立ったまま撮影するよりもイキイキとした自然な表情を捉えられます。背景に空や風景が入りやすくなるので、明るい写真になるでしょう。

子どもがそのとき見ているものや考えていることまでが伝わる……。そんなステキな写真が撮れる可能性がグッと高まりますよ。

コミュニケーションをとる

自然な表情を撮ろうとこっそりとカメラを構えてしまいがちですが、意外に子どもは気づいているもの。あえてコミュニケーションを取ったほうが、リラックスした表情になるでしょう。

例えば、おままごとの最中に「なに作ってるの?」と声をかけて答えた瞬間に写真を撮るなど、遊びや会話の流れのなかで撮影すると楽しい雰囲気が伝わる写真になります。

レンズは拭いておく

撮影前には、カメラのレンズを拭くのを習慣にしましょう。

レンズの汚れは撮影時には気がつきにくいため、写真が仕上がったときにがっかりする結果になりかねません。

特に保育園の共用カメラであれば、知らない間に子どもたちが触っている可能性がありますので注意が必要です。

【子どもの年齢別】保育園での撮影のポイント

動きが穏やかな乳児とさまざまな活動をする幼児とでは、撮影で意識するポイントが異なります。それぞれの撮影ポイントをまとめました。

乳児を撮影するときのポイント

意思の疎通が難しい乳児は、カメラ目線を狙うよりも生活や成長の記録メモのつもりで撮影しましょう。

乳児は動きが穏やかな分、ついアップで撮影したくなりますが、周囲の様子がわかるように「引き」の構図にすると新鮮な1枚になります。泣き顔や寝顔、ヨチヨチ歩く後ろ姿なども思い出の写真になりますよ。

幼児を撮影するときのポイント

活発に動きまわる幼児は、何かに熱中しているときが絶好の撮影チャンスです。製作や砂遊びに真剣になっている表情を狙ってみましょう。

また、1人で遊んでいる写真よりもお友だちと関わっている写真のほうが、保護者にとっては嬉しいものです。

「この丸のなかに3・2・1で集まってポーズしてね」と、撮影が遊びになるように工夫すると盛り上がるでしょう。

まとめ

保育園で子どもの日常生活の写真を撮るのは、園での様子を保護者に伝えるのが主な目的です。スナップ写真では、「どんな活動をしているか」「何に夢中になっているか」がわかる写真になるように撮影しましょう。

子どもの気持ちまでもが伝わる写真を目指して、子どもの目線でたくさんシャッターを切ってくださいね。

Q&A

Q.写真を撮られるのを嫌がる子どもはどうしたらいい?

A.撮影を嫌がるからといって写真の枚数が少なくなってしまうと、保護者としては心配になるかもしれません。一緒に遊んで楽しい時間を持つなかでシャッターチャンスを狙っていきましょう。

Q.走っている子どもをうまく撮れません。

A.シャッタースピードを速めるスポーツモードに設定すると、動きが早い被写体のブレを防いでくれます。子どもが動く方向へカメラを動かしながら連写しましょう。