3歳児におすすめの絵本4選!【想像力と感情を育てる読み聞かせ】

保育士向け3歳児におすすめの絵本

「たくさん絵本を読んであげたいけれど、どれを選べばいいの?」

言葉を話し始め、感情表現も豊かになってくる3歳。絵本の読み聞かせも最後まで聞いてくれるようになり、どんどん成長も感じられますよね。お話を聞くなかで育まれる子どもの能力はたくさんあります。

3歳児になると、少し長めのストーリーもわかるようになり、物語の中身を楽しめるようになってきます。

今回は、3歳児に読んであげたい厳選した4つの絵本を紹介します。

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3歳児におすすめの絵本

3歳児の絵本は、次の3点をもとに選ぶのがよいでしょう。

  • 世界観を想像しやすい絵本
  • お友達の出てくる絵本
  • 文字数が多すぎない絵本

集団生活が始まり、お話もしっかりと聞けるようになってくるのが3歳児です。言葉も話し、想像力もどんどん豊かになっていきます。知っている食べ物や生き物を題材にした絵本だと、親しみやすく、興味を持ってくれるでしょう。

また、お友達との人間関係を学べる絵本もおすすめです。絵本の登場人物の気持ちを体験し、どんなことをされると嬉しいのか、嫌なのかを知る機会を作れます。集中力を途切れさせないために、適度な文章量の絵本を選ぶことも重要です。

さらに、読み聞かせには以下のようなメリットがあります。

  • 感情表現が豊かになる
  • 集中力がつく
  • 子どもとの絆が深まる

絵本が子どもたちの豊かな心を育むきっかけとなると嬉しいですよね。読み聞かせでは、読み手の先生が楽しみながら絵本を読むことを意識しましょう。

それでは、3歳児におすすめの絵本を4つご紹介します。

​​【言葉のリズムに魅了される】ぐりとぐら

出典:『ぐりとぐら

大人気「ぐりとぐら」シリーズ1作目の絵本です。元保育士である作者の手がける人気シリーズの絵本で、言葉遊びがふんだんに散りばめられています。言葉をどんどん話すようになる3歳児の初めての読み聞かせに適した絵本です。

森の中で見つけた大きな卵を使って、カステラを作ろうと考えたぐりとぐらですが、大きすぎて運ぶのに困ってしまいます。「どうやって運ぶの?」「この先どうなるのだろう?」と最後まで予想しながら楽しめるため、想像力をふくらませながら読める作品です。

「ぐり ぐら ぐり ぐら」といったリズムのよい言葉を、テンポよく楽しい表情で読むと、子どもたちもさらに楽しめます。考える場面が多いので、本をめくる間を持たせ、一緒に考える時間も作ってみましょう。

【思いやりでみんな仲良し】そらまめくんのベッド

出典:『そらまめくんのベッド

「そらまめくん」シリーズの1作目の絵本です。まあるいシルエットのそらまめくんと優しいタッチの絵で、3歳児にも親しみやすい作品となっています。誰にも宝物のベットを貸してあげなかった、ちょっぴり意地悪なそらまめくんが思いやりを知り、お友達との関係が変化していくようすが描かれています。 優しさと思いやりの大切さが学べるお話です。

そら豆や枝豆など、いろいろな豆野菜の ”さや” が出てくるので、豆野菜を食べるきっかけにもなるでしょう。

そらまめくんの怒りや喜びの感情を、声の高さと大きさで工夫しながら読むと、子どもたちも楽しめます。 卵の孵化する「パリッパリッ」といった音も、弾けるように表現しましょう。

【常識にとらわれずに想像】てぶくろ

出典:『てぶくろ

このお話はウクライナの民謡から生まれ、長い間世界の子どもたちに読み継がれてきた絵本です。良書にたくさん出会ってほしい3歳児に、世界の傑作はおすすめです。

おじいさんが手袋の片方を落としたことから始まる本作品では、手袋に入り切らないほどの仲間がやってきます。「手袋のなかはどうなっているんだろう?」「次はどんな仲間が来るのかな?」と、子どもたちと一緒に想像しながら楽しめるお話です。

読み聞かせをする際は、登場する大小さまざまな生き物のからだの大きさを、声で表現すると、子どもたちが絵本の世界に入りやすいでしょう。例えば、大きな生き物ほど低くゆったりとした口調にするなど工夫すると、より絵本の雰囲気を楽しめます。

【生き物たちが感じるあたたかい春】はなをくんくん

出典:『はなをくんくん

春の訪れの時期に読み聞かせたい、自然の移り変わりを学べるアメリカのロングセラー作品です。絵本の絵は、モノクロで描かれる冬と、春の訪れを告げる鮮やかな黄色のお花のコントラストが印象的で、子どもたちの興味を惹きつけるでしょう。

日常生活では、冬眠する生き物たちに出会うことは滅多にありません。そのため、冬眠からの目覚めも子どもたちには不思議な現象に思えるでしょう。子どもたちが「自然」に興味を持つきっかけとなる作品です。

子どもたちとは、一緒に鼻を「くんくん」しながら読み進めましょう。カラダを使いながら絵本の世界を体験すれば、まるで物語の世界にいるような感覚を楽しめます。

まとめ

「言葉を話し始める3歳児たちにたくさんの本を読んであげたい」「読み聞かせた本のなかから、お気に入りの一冊が見つかれば嬉しいな」といった先生の思いは、きっと子どもたちにも届きます。

 文字や言葉、そして、いろいろな感情に触れられる絵本は、人生で大切にしてほしい、思いやりや挑戦などを知るきっかけになります。 そのようなきっかけに立ち会えるのも、読み聞かせの醍醐味です。 

子どもたちとの貴重なふれあいの時間を、ぜひ楽しんでください。

Q&A

Q. 絵本の読み聞かせ中に、子どもが座っていられないときはどうすればよいですか?

A. 簡単にできる運動をして、次は座りたいなと思える状況を作りましょう。

Q. 話のなかで騒ぐ子どもがいるときはどうすれば落ち着きますか?

A. 一旦話すのをやめ、子どもが静かになるまで絵本の読み聞かせを中断してみます。静かになったら、再び読み聞かせを始めましょう。