3歳児向けの室内遊び用おもちゃ6選|手作りおもちゃで成長を促そう

保育士向け3歳児向けの室内遊び用おもちゃ

細かい指の動きや創造力が高まる3歳児。おもちゃを使った室内遊びをとおして、その成長を促せると嬉しいですよね。特に「第二の脳」ともいわれる手指を使うおもちゃは、脳に刺激を与え、生活習慣のスムーズな習得にもつながります。

本記事では、3歳児に向けた室内遊び用のおもちゃ6選と、3歳児のおもちゃ選びのポイントもご紹介します。気軽に取り入れられるように手作りできるおもちゃを中心に選びましたので、ぜひ参考にしてください。

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3歳児の発達段階と特徴

3歳児は知能や心が著しく発達し、周囲とのコミュニケーションがより活発になる時期です。子ども同士の自我がぶつかり合うケースも増えていきますが、そこから社会性を学んでいきます。体験をとおして知識をどんどん吸収し、思考力や想像力が育まれる時期でもあります。

また、身体面はたくましく成長するだけでなく、絵を描いたりハサミを使ったりと手指の細かい動きも上達していく点が特徴です。

3歳児の室内遊びに適したおもちゃを選ぶポイント

3歳児の発達段階をふまえて、室内遊び用のおもちゃは以下のポイントを重視して選びましょう。

  • お友だちとの関わりを楽しめるもの
  • 指先の細かい動きが求められるもの
  • 考える力が鍛えられるもの

カードゲームやおままごとのように、遊びながらお友だちとコミュニケーションがとれるおもちゃは、集団遊びの楽しさを理解するきっかけになります。また、指先を使うおもちゃは大脳を刺激する効果があり、細やかな指先の動きが必要なお箸やボタン掛けなどの生活習慣を習得するのにも役立ちます。

ほかにも、パズルのような思考力が求められるもの、粘土や積み木のような想像力を使うものなども3歳児に最適です。

手作りできる!3歳児向けの室内遊びおもちゃ6選

ここからは、3歳児におすすめの室内遊び用のおもちゃを6点ご紹介します。保育園に揃っていないおもちゃでも取り入れられるように、手作りできるものを中心にセレクトしました。

音が伝わる不思議「糸でんわ」

簡単に作れて、音が伝わる実験も楽しめるのが「糸でんわ」です。

子どもたちと一緒に作る時は、紙コップに子どもたちが自由に絵を描いて、紙コップに穴を開けて糸を通す作業は保育士が補助しましょう。通した糸はセロハンテープでとめるか、半分にした爪楊枝を結んでおくと抜けにくくなります。

遊ぶときは以下のように声掛けして実験してみましょう。

  • 糸を握っても聞こえる?
  • 糸をピンと張ると聞こえやすい?

周囲とのコミュニケーションも活発になり、盛り上がる時間になるでしょう。

昔も今も子どもが夢中になる「コマ」

指先や手のひらで芯を回転させる「手回しコマ」は、手先を使う動きにくわえて「どっちが長く回るかな?」と、お友だちとの競争も楽しめるおもちゃです。

紙皿とペットボトルの蓋を使えば、コマを簡単に手作りできます。自由に模様を描いた紙皿を十字に折り、中心に両面テープでペットボトルの蓋を貼り付けるだけで完成です。蓋をつまんで回すと、しっかり回転して模様の変化も楽しめます。

集中している姿がかわいい「紐通し」

ドーナツ型の穴が空いたパーツに紐を通してつなげたり、複数の穴が開いたボードに紐を通したりする「紐通し」。狙った穴に紐を通す作業は目と手の協調運動となり、集中力が求められます。

細かな手先の動きが必要となるため、ボタンを掛ける、文字を書くなど日常動作の習得を促す効果があります。

ビーズやおはじきなどで簡単に自作が可能です。まずは、タピオカ用の太いストローを2、3cmに切ったものなど、扱いやすい穴の大きさから用意してみましょう。

レベルアップする楽しさを感じられる「お箸遊び」

お箸に興味が出てくる3歳児には、「お箸遊び」でのトレーニングがおすすめです。お椀からお椀へ、お箸で何かをつまんで移していくお箸遊びは、練習用のおもちゃがなくても身近なもので用意できます。

はじめは子どもの手でも扱いやすいシュガートング、慣れてきたらピンセットや練習箸と段階を踏みましょう。

掴むものも、スポンジやフェルトボールからスーパーボール、ビーズなど小さく掴みにくいものへと難易度を上げていきます。「できた!」という気持ちが次のステップへのやる気につながります。

達成感が味わえる「パズル」

認識力が向上し手先も器用になる3歳頃は、「パズル」の扱いも上達し夢中になる子どももいます。

なんでも自分でやりたい3歳児ですが、その分うまくできないといら立ってしまいがちです。パズルに慣れるまでは保育士が上手に助け船を出してあげると、やる気が長続きしてだんだんと1人で完成させられるようになります。

パズルを手作りするなら、段ボールを活用しましょう。子どもが描いた絵を段ボールに貼って適当な形に切ると、オリジナルパズルが出来上がります。

1から作品を作りあげる喜び「積み木」

乳児の頃から親しんできた「積み木」は、3歳児になるとただ積み上げるだけでなく、頭で想像したものを作る面白さを感じられるようになってきます。作りたい気持ちを満たせるように、少し小さめで大容量のピースのものを選びましょう。

1人で遊ぶだけでなく、子どもたちと一緒に「おしろ」「公園」などテーマを決めて1つの作品を作りあげるのも保育園ならではの遊び方です。コミュニケーションを取りながら想像を形にする遊びは、子どもの社会性や創造力を高めてくれるでしょう。

まとめ

3歳児は、コミュニケーション力や手指を器用に使える力がついてくるのが特徴です。

指先を動かしたり、思考力や想像力を使ったりするおもちゃを用意して、周囲と関わる楽しさを感じられる室内遊びを心がけましょう。子どもと一緒に手作りできるおもちゃなら、作る時間も成長につながる楽しい体験になりますよ。

Q&A

Q.おもちゃで遊びたがらない子どもにはどう対応すればよいですか?

A.おもちゃの難易度が合っていない、体を動かして遊ぶほうが好きなどの理由があるかもしれません。無理強いはせずに、おもちゃ遊びをサポートしたり、体を使う遊びを提案したりと対策を考えてみましょう。

Q.新しいおもちゃを導入するときの注意点はありますか?

A.おもちゃの誤った使い方をすると、トラブルやケガにつながる恐れがあります。取り扱いや片付けのルールを最初に伝えてから、新しいおもちゃを取り入れましょう。