「うちの職員、どう育てたらもっと力を発揮してくれるんだろう?」
「新人にどう声をかければ安心して働けるかな?」
保育現場で人を育てる立場になると、相手の性格やタイプに合わせた関わり方の重要性をひしひしと感じるものです。

そんな中、『保育ナビ2025年6月号』(フレーベル館)では、心理学・統計学に基づいた「ディグラム性格診断」を活用し保育者のタイプを9つに分類、それぞれの特徴と育成のヒントが紹介されていました。本記事ではその特集を参考に、9タイプの性格ごとに、現場での関わり方や声かけのヒントをまとめました。
まずはご自身のタイプを診断してみましょう
性格9タイプ&育成のヒント
性格には正解も不正解もありません。けれど、相手のタイプを知ることで「どう関われば力を伸ばせるか」が見えてくることがあります。ここではディグラム性格診断で分類された9つのタイプそれぞれの特徴と、そのタイプの保育者に合った育成のヒントを紹介します。現場での声かけや任せ方の参考にしてみてください。
①アイディアマンタイプ
発想力で新しい風を吹き込む
特徴
自由な発想が得意。新しいことが好きで、型にはまらないアイデアを出す。ただし好奇心旺盛な反面、感情のコントロールが苦手だったり、人の評価を気にする傾向あり。
育成のヒント
- 「面白いね!」「すごいね!」と褒めて認める
- 得意分野を活かせる業務を任せる
②アクティブリーダータイプ
頼れる行動派の先頭切り
特徴
計画的で、人を引っ張るのが得意
育成のヒント
- 任せて信頼する姿勢を見せる。
- 指示より「相談」という形で協力を仰ぐと効果的。
③コツコツバランスタイプ
物事を丁寧に着実に進める安定志向
特徴
慎重で責任感が強い。実力を認められることでさらに力を発揮する。
育成のヒント
- 「よく見てくれてるね」と気づきを認める。
- 急がせず、自分のペースで取り組める環境を整える
④ムードメーカータイプ
職場を明るくする天性の盛り上げ役
特徴
社交的で感情豊か。場をなごませるのが得意。あれもこれもと手を出して作業が中途半端になる傾向がある
育成のヒント
- 人に期待されていると張り切るので、たくさん褒めて認める
- 期限や優先順位の確認を習慣づける
⑤こだわりタイプ
自分の信念を大切にする職人肌
特徴
細部まで気を配る。納得できるまで手を抜かない。真面目な性格から、周囲と衝突することもある
育成のヒント
- 指示は具体的に
- 感情的な指導はNG、冷静で客観的な指導を行う
⑥パワフルタイプ
エネルギー全開!情熱が武器
特徴
感情豊かでパワーがある。目標に向かって一直線。時に周囲が見えなくなって暴走してしまうことも。
育成のヒント
- 得意分野を任せて活躍の場を与える。
- メンバーの意見を取りまとめる役割を与える。
⑦のほほん舵取りタイプ
おだやかで周囲を和ませる存在
特徴
マイペースで柔軟。空気を読みつつ調整役になる。自己主張が苦手。
育成のヒント
- 努力のプロセスを細かく認める
- 焦らず、長い目で育成することが大切
⑧ストイックインドアタイプ
黙々と取り組む影の努力家
特徴:几帳面で集中力がある。人前に出るより裏方を好む。
育成のヒント
- 小さな努力を丁寧に認める。
- 話しかけるときはタイミングと距離感に配慮。
⑨ロジカルエリートタイプ
理論で納得、数字や事実を重視
特徴:分析が得意で、合理的に物事を考える。
育成のヒント
- 「どう思う?」と意見を求めると意欲アップ。
- 感情よりも論理的な説明が響く。
まとめ
性格は「違い」であって「良し悪し」ではありません。保育の現場でも、多様なタイプが集まることでバランスが生まれます。大切なのは、その違いを理解し認め合うことです。
『保育ナビ2025年6月号』では、このディグラム性格診断を保育現場に応用するヒントがわかりやすく紹介されています。興味がある方は、ぜひ本誌を手に取ってみてください。
参考:保育ナビ2025年6月号

