政令指定都市である札幌市ですが、保育士不足を解消するため様々な取組みが行われています。この記事では、札幌市社会福祉協議会が窓口となって実施している各種貸付制度について4つご紹介します。保育士になりたいと考えている高校生や、保育士養成学校に通われている学生さん、離職していたけどまた保育士として働きたいという方には活用しない手はない貸付制度ばかりです。どの貸付制度も一定の要件をクリアすれば返還が免除されるので是非ご一読ください。
各種制度の詳細や募集要項・申込みのしおりは札幌市社会福祉協議会よりダウンロードしてください。
札幌市社会福祉協議会とは
札幌市社会福祉協議会は、住民を主体とする地域福祉推進の中核的な組織として、地域の様々な課題の解決にあたることを使命としています。札幌市社会福祉協議会では、保育士を目指す方・保育士として働く方を支援する様々な制度を設けています。それでは具体的に各種制度について見ていきましょう。


(引用:札幌市)
①保育士就学資金貸付
概要
保育士養成施設に必要な入学準備金や学費等、卒業時に保育士として働くための就職準備金を借りることができます。
対象
札幌市内及び札幌市に隣接する市町村にある保育士養成施設に在学および進学予定の方(高校3年生)で、資格取得後、札幌市内で保育士として働く予定の方。
養成施設の長あるいは高等学校長からの推薦が、申請の必須条件。
※高校在学中(養成施設の合格通知が届いた方)から、申請及び借入が可能となります。
借入金額と期間
月額5万円以内(借入金額の上限は総額120万円以内)
※この他に、入学準備金(入学時)と就職準備金(卒業時)として各20万円以内、最大2年以内(または、定められた修学年数)
※在学生は入学準備金の申込はできません
②未就学児をもつ保育士に対する保育料の一部貸付
概要
未就学児をもつ保育士の方が、新たに保育所等で働いたり、又は産後休暇・育児休業からの復職を支援するために、かかる保育料の一部を借りることができます。
対象
未就学児をもつ保育士資格の保持者で、保育所等に子どもを預けて、新たに市内の保育所等で勤務する、または産後休暇・育児休業から復職する方
借入金額と期間
月額27,000円以内(未就学児の保育料の半額を上限)、最大1年以内
③保育士就職準備金貸付
概要
保育士資格を持っているが、保育士として働いていない方に、就職のための準備に必要な費用を貸付します
対象
保育士資格を持ち、離職している方、または保育所等で勤務経験がない方で、新たに札幌市内の保育所等で勤務する方
借入金額と期間
400,000円以内、1回限り
引越に伴う費用(礼金・仲介手数料・転居費)や通勤時に利用する自転車の費用なども借入の対象になります。
④保育補助者雇上費貸付
目的
これは保育所や認定こども園等の施設向けの制度です。
新たに保育補助者を雇用し、保育士人材の育成や保育士の業務環境の向上等に努めている保育所等事業者に、その雇用にかかる必要な人件費を貸付します。
対象
保育士資格取得を目指している方を保育補助者として新たに雇用し、保育士人材の育成や保育士の業務環境の向上等に努めている保育所等の事業者
借入金額と期間
年額2,953,000円以内(保育補助者の人件費に限定されます)、最大3年以内
まとめ
本記事では令和6年度に利用できる各種貸付制度を概要、対象、借入金額と期間の3つに絞ってご紹介しました。返済方法や免除要件、具体的な申込方法については札幌市社会福祉協議会のホームページでご確認ください。まだまだ貸付制度の認知度は低く、札幌市社会福祉協議会としても利用実績が少ない制度もあります。具体的な相談は電話して聞いてみることをお勧めします。
