【業務改善シリーズ第1弾】「業務負担軽減・業務の再構築のためのガイドライン」を活用して働きやすい園環境を整備しよう!

業務改善

保育士の皆さんはこのガイドラインを見たことはありますか?
ご覧いただいたのは「令和2年度保育分野の業務負担軽減・業務の再構築のためのガイドライン」です。

このガイドラインでは、保育現場の業務改善を行うための手順と取組例が紹介されており、外部研修や園内研修、ミーティングなど様々な場面で、魅力ある職場づくりの手引きとして使用できるよう作成されたものです。

べあぷりでは札幌市内のK園全面協力のもと、本ガイドラインを使用して業務改善の取組を連載としてお届けします。第1弾となる本記事では、業務改善を行う手順をご紹介します。職場環境をよくしたい、でも何から始めていいかわからない。いろいろ試行錯誤したけど期待した結果が得られなかった。そんな悩みや課題を感じているマネジメント層の保育士さんや管理職の方に見ていただけたら嬉しいです。保育士として働くことの魅力ややりがいを感じられる環境を共に作りましょう。

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業務改善のねらい

べあぷりが考える業務改善のねらいは、保育の質向上と働く保育士さんの幸福度向上です。業務改善の取組を通して、保育士は自分の保育や業務を振り返り、園全体における自分の役割を認識することができます。園全体では、保育士同士お互いの業務の実情を知り、改善に向けた方向性を共有することで、組織的に改善に取り組む体制をつくることができます。業務改善が単なる業務の省略化にならないよう、園全体で一貫した取組となるよう注意が必要です。

業務改善の6Step

6つのステップ

以下の6つのStepを踏みながら業務改善の作業を進めていきます。

Step1 取組のための事前準備

まずは主任・副主任等のミドルリーダーの保育士を中心にプロジェクトチームを立ち上げます。そして以下のStep2~5の進め方を検討します。必要に応じてアクションプランを活用し、プロジェクトチームで業務改善を実践するプロセスを確認します。また園長等の管理職と情報を共有し、取組に向けた共通認識を行います。

Step2 自園の業務の実態を把握

  • 方法①
    プロジェクトチームのメンバーで、自園の業務改善のための課題を洗い出します。
  • 方法②
    園内研修を活用し、園全体で業務改善のための課題を洗い出し共有する。

Step3 保育の質向上につながる改善のためのアプローチを検討

自園が抱える課題の改善・解決に向け、現場の実情を踏まえた効果的・現実的な取組やアプローチ方法を検討します。

Step4 導入・実施に向けたアクションプランを策定

  • プロジェクトチームがStep2~3で洗い出した課題の改善に向けて具体的なアプローチ方法を実現させるためのアクションプランを立てます。取り組むテーマや期間に応じて、アクションプラン(単年度)アクションプラン(中長期)を参考にしながら作成します。
  • アクションプランの内容は管理職と共有して実現可能な計画にします。

Step5 園全体で方針やアクションプラン、具体的な方策を共有

  • アクションプランの内容や取組の具体的方策を共有します。
  • 新しい方法などの導入に必要な研修や情報共有を行います。

Step6 アプローチ、方策や取組状況を振り返りアクションプランを見直し

  • チームやクラス、個人レベルでの取組状況を確認します。
  • アクションプランの進行状況や具体策の課題を精査、改善すべき点を再検討します。

まとめ

業務改善の連載1回目となる本記事では、業務改善を行う際の6つのStepを紹介しました。園全体で一貫した取組を継続して実施するには、「自分ごと」として全職員が負担に感じている課題を解決する姿勢が何よりも大切です。次回は「Step2 自園の業務の実態を把握」「Step3 保育の質向上につながる改善のためのアプローチを検討」の取組の進め方を具体的な事例を用いてご紹介しますのでお楽しみに!

引用:令和2年度保育分野の業務負担軽減・業務の再構築のためのガイドライン(PDF/4,297KB)