【忙しい保育士のための時短テク】事務業務を効率的に進める方法

保育士の仕事は多岐にわたり、保育業務のほかに数多くの事務業務があります。しかも書類の作成や保護者との連絡、報告書の作成など、限られた時間内で効率的に進めなければなりません。本記事では、保育士が事務業務を効率よく進めるためのテクニックやヒントを紹介します。

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保育士の事務業務

保育士の主な事務業務は以下の通りです。

  • 指導案の作成(月案、週案、日案)
  • 個別指導計画の作成
  • 保育日誌の記入
  • 保護者との連絡帳
  • 行事の計画、スケジュール管理
  • 職員のシフト・勤怠の管理
  • 見学者などの対応
  • ホームページやブログ更新 

これらの事務を効率的に処理するために、いくつかのテクニックやヒントを紹介します。

タスクの洗い出し

事務業務を効率的に進めるためには、まず自分が行うべきタスクを整理し、管理することが必要です。やるべきことをリストアップし、全体像を把握することで、次に取り掛かるべき事務業務が明確になります。保育業務と事務業務を両立させるために、日々のタスクをしっかり管理しましょう。

優先順位をつける

次に重要なのは、タスクの優先順位をつけることです。すぐに対応しなければならない仕事や、締め切りが迫っている書類、保護者対応などをリストアップし、優先的に取り組みましょう。これにより、重要な業務を後回しにせず、効率的に事務業務を進めることができます。

タイムマネジメントの基本

タスクを整理したら、次に重要なのがタイムマネジメントです。限られた時間を有効に使うためには、タスクに優先順位をつけるだけでなく、「この時間には〇〇を終わらせる」といった具体的な計画を立てることが重要です。

時間ブロック法の活用

一定時間ごとに仕事を区切る「時間ブロック法」を取り入れましょう。たとえば、朝の30分を報告書作成に充て、午後の事務時間は連絡帳の記入に集中するなど、時間ごとにタスクを決めて実行します。これにより、作業の集中力が高まり、結果的に効率化に繋がります。

ポモドーロ・テクニック

次に取り入れると効果的なのがポモドーロ・テクニックです。これは25分間集中して作業し、その後5分間の休憩を取る方法です。集中力を持続させつつ、リフレッシュもできるため、長時間の事務作業に特に有効です。

デジタルツールの活用

タスク管理アプリの活用

業務を効率化するために、デジタルツールを積極的に活用しましょう。たとえば、タスク管理アプリTodoistやTrelloを使うことで、やるべき仕事をリスト化し、期限を設定することで進行管理がしやすくなります。

Todoistの活用

Todoistを使って、各タスクに期限を設定し、重要なタスクにはリマインダーを設定します。期限を明確にすることで、締切を守りやすくなり、仕事の優先順位も把握しやすくなります。

Trelloでの視覚的管理

Trelloを使うと、タスクをカード形式で管理でき、進捗状況を一目で把握することが可能です。タスクごとにボードを作成し、進行中、完了済み、未着手などに分けることで、何の事務がどこまで進んでいるのかが明確になります。

スケジュール管理

Googleカレンダーのようなスケジュール管理ツールを使用することで、複数の仕事を一元管理できます。特に、複数の行事やイベントが重なる場合、これらを色分けしてカレンダーに表示させると、時間管理がスムーズになります。

タスクの優先順位付けと分類

事務業務の効率化には、タスクを重要度と緊急度で分類することが効果的です。アイゼンハワー・マトリックスと呼ばれる手法では、タスクを以下の4つに分類します。

  1. 重要で緊急なタスク
  2. 重要だが緊急でないタスク
  3. 緊急だが重要でないタスク
  4. 重要でも緊急でもないタスク

この方法を活用して、まずは「重要で緊急なタスク」から取り掛かり、他のタスクに対しても計画的に時間を割り当てます。
たとえば、保護者からの問い合わせや緊急の連絡は「重要かつ緊急」として即対応すべきです。一方、月案などの定期的に作成する書類は「重要だが緊急でない」ため、計画的に時間を割り当てて少しずつ進めていくと良いでしょう。

整理整頓された環境で仕事を進める

効率的な仕事をするためには、整理整頓された職場環境が欠かせません。デスクの上を常にきれいに保つことで、必要な書類や文具がすぐに見つかり、無駄な時間を削減できます。

  • 整理整頓のルーティン化
    毎日、業務終了後に机を片付ける習慣を持ちましょう。次の日の仕事をスムーズに始めるために、必要な書類やツールをあらかじめ整理しておくことが重要です。

チームとの連携を強化する

保育士はチームで業務を進めることが多いため、同僚とのコミュニケーションも重要です。定期的なミーティングを通じて進捗状況や課題を共有し、チーム全体で協力して仕事を進めることが大切です。

チームワークの強化

  • 業務分担
    チーム内で事務業務を分担し、それぞれが責任を持って進めることで、業務全体の効率が上がります。同僚や上司との連携を大切にし、互いにサポートし合いながら仕事を進めましょう。
  • 時には人に頼る
    自分一人で全てを抱え込まず、必要なときには同僚に手伝ってもらうことも大切です。チームワークを活用することで、業務の負担を軽減しストレスを減らします。

自分をよく知ること

自己理解の重要性

自分の得意分野や苦手な業務を理解することは、仕事を効率よく進めるために非常に重要です。得意な業務はスムーズに進められることが多いため、早めに取り掛かり、短時間で終わらせることが可能です。こうすることで、残りの時間を他のタスクに使えます。一方で、苦手な業務に関しては、できるだけ多くの時間を確保し、少しずつ進めることがポイントです。苦手な業務に取り組む際、無理に急ごうとするとミスが増えたり効率が落ちることがあります。そのため、少し時間をかけても落ち着いて対応することが大切です。

また、自分が最も集中できる時間帯を把握して、その時間に重要な作業や考える業務を集中させることも、業務全体の効率化に役立ちます。たとえば、朝が得意な人は、事務業務を午前中に集中して行い、午後には軽めの業務を回すなど、自分に合った業務スケジュールを組み立てることで、1日のパフォーマンスを最大化できます。

小さな決断を積み重ねる

日々の業務において、どんな事務を優先するか、次に何を行うかといった小さな選択を意識的に積み重ねることで、業務全体の効率を高めることができます。たとえば、保育日誌を書くタイミングや、保護者への連絡帳をどの時間帯に行うかなどの決断を繰り返すことで、自分に合った効率的な事務業務の流れを見つけることができます。

ポジティブ思考

事務業務は、時に単調でストレスを感じることが多いかもしれませんが、ポジティブな思考を持つことで、そのストレスを軽減し、業務効率を向上させることができます。ポジティブ思考だと物事を柔軟に捉えることができるため、問題が起こったときも冷静に対処し、解決策を見つけやすくなります。また、前向きな姿勢は、周りの同僚にも良い影響を与え、チーム全体の雰囲気を良くすることにも繋がります。

オンオフの切替

仕事とプライベートの時間をしっかり分けることは、集中力を持続させるための大切なポイントです。仕事中は集中して業務をこなし、プライベートの時間にはしっかりリラックスすることで、心身のバランスを保つことができます。特に、事務業務は集中力が必要な場面が多いので、適切な休息や気分転換が長期的な効率向上につながります。

習慣化する

効率的に事務業務を進めるためには、日々のルーティンや習慣化が大切です。良い習慣を身に付けることで、自然と作業がスムーズに進み、無駄な時間を減らすことができます。たとえば、毎朝同じ時間に起きて、決まった手順で業務をスタートさせることで、一日の流れが整い気持ちよく仕事に取り掛かることができます。

仕事が非効率な人の特徴

非効率な仕事をしている人には、いくつかの共通点があります。たとえば、優先順位が不明瞭であったり、整理整頓ができていないことが挙げられます。このような課題に気づくことで、自身の業務の進め方の改善につながります。

仕事が非効率な人の特徴
  • 優先順位の付け方が不明瞭
    何を優先して行うべきかが分からず、時間がかかってしまいます。計画を立てずにその場の思いつきで仕事を進めることが多く、結果として効率が下がります。
  • 整理整頓ができていない
    デスク周りが散らかっていると、必要な書類を探すのに時間がかかり、集中力も下がります。
  • 一人で抱え込む
    助けを求めることができず、困難な仕事を一人で抱え込んでしまいます。ストレスがかかり結果として仕事の効率が低下します。
  • ネガティブ思考
    仕事のプレッシャーや困難な状況に対してネガティブな思考を持つと、自信を失い、業務に取り組む姿勢も低下します。
  • 計画性がない
    事務業務の計画を立てずに進めるため、時間がかかってしまいます。大変な業務こそ計画を立てることが大切です。

まとめ

保育士の業務は多忙ですが、本記事で紹介した内容やちょっとした心構えで事務業務を効率的に進めることができます。効率よく作業を進めることで、保育に集中できる時間も増え、子どもたちに寄り添った丁寧な関わりができるでしょう。試行錯誤しながら自分に合った事務業務の進め方を見つけていきましょう。