4月は慣らし保育だけでなく、進級する子どもたちや保育士にとっても、何かと慌ただしい時期です。本記事では新年度の混乱を少しでも和らげ、スムーズに乗り切るためのポイントを紹介します。
4月のわちゃわちゃの原因は?
新年度の始まりは、子どもたちだけでなく保護者や保育士にとっても環境の変化が大きい時期です。どのような要因で「わちゃわちゃ」するのか、主な原因を見ていきましょう。
4月を乗り切るためのポイント

4月の慌ただしい時期を少しでもスムーズに乗り切るために、具体的にどのような工夫ができるのか、実践的なポイントを紹介します。
①子どもの不安を受け止める関わり
入園や進級により子どもが不安を感じることはよくあります。特に入園直後は登園時に大泣きする子が多く、子ども同士のトラブルも起きやすいです。子どもの心の中にある不安をしっかり受け止め、安心に変えてあげることが、子どもとの信頼関係を築く基盤になります。この時期を「どう乗り切るか」ではなく、少しでも早く子どもに「安心してもらうにはどうすればいいか」その意識を園全体で共有し子どもと向き合うことが大切です。
特に4月は新入園児ばかりに目がいきがちですが、進級に伴うクラス替えや担任替えも子どもにとっては大きな変化です。新しい担任より前の担任と話したがる姿が見られることもあります。見守りを大切にする一方、さりげなく遊びに誘うなど、新しいクラスも楽しい!と思ってもらえるような働きかけが大切です。
②環境を整えて迷子を防ぐ
新しい環境に慣れるためにはわかりやすい環境設定が欠かせません。子どもたちが戸惑わないよう、事前に保育室の環境を整えましょう。
③保護者との信頼関係を築く
新年度は保護者も不安を抱えています。こまめな情報共有が信頼関係を築くポイントです。どのような対応が保護者の安心につながるのか、意識して実践していきましょう。
④保育士自身の負担を減らす工夫
慌ただしい4月を乗り切るためには、保育士自身の負担を減らす工夫も必要です。余裕を持って対応するために、次のようなポイントを意識しましょう。
保護者対応Q&A
新年度の保護者対応では、よく寄せられる質問とその対応例を紹介します。
- Q1うちの子、ずっと泣いているみたいで心配です…
- A1
最初はみんな泣くことが多いですが、少しずつ慣れていきます。今日は○○の時間に少し落ち着いて、おもちゃで遊ぶ様子もありましたよ。
- Q2どうしてこんなに慣れるのが遅いのでしょうか?
- A2
お子さんの性格や家庭環境によってペースはさまざまです。ゆっくり慣れていくことも大切なので、焦らずに見守っていきましょう。
- Q3泣いているのに置いていくのはかわいそうで…
- A3
お気持ち、とてもよく分かります。でも、お子さんは少しずつ保育園の環境に慣れることで、自信をつけていきます。お子さんの気持ちに寄り添いながら、安心して過ごせるようサポートしていきますね。
- Q4お昼寝ができるか心配です
- A4
最初は眠れなくても、環境に慣れると自然とリズムができてきます。お子さんが安心できるよう、タオルやぬいぐるみを持ってきてもらうのもいいですね。
まとめ
4月は子ども・保護者・保育士にとって環境が大きく変わる時期です。慌ただしくなりますが、ちょっとした工夫やチームワークで乗り越えられます。焦らず子どもたちのペースを大切にしながら、安心して園生活をスタートできるようサポートしていきましょう!


