【保育所保育指針に学ぶ】保育のねらいと内容を理解しよう!子どもの発達に寄り添う保育のために【後編】

前編では、保育所保育指針にある「ねらい」と「内容」の基本について解説しました。後編となる本記事では、子どもたちの年齢や発達段階に応じた保育内容と環境づくりのポイントを、春・夏・秋・冬の四季ごとに紹介します。発達段階を8つの区分に分け、さらに5つの領域に整理していますが、これはあくまで一例です。実際の保育では、自園の年間計画や行事を踏まえながら、その時期にふさわしい活動を取り入れることが大切です。計画づくりのヒントとして、ぜひ参考にしてみてください!
前編記事はこちら

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春季(4~6月)の保育内容 ―発達過程8区分と5領域による展開―

6か月未満

健康

  • ねらい
    穏やかな環境の中で、健やかに過ごす
  • 内容
    • 温度調整で快適に過ごす
    • 適度な外気浴で生活リズムを整える
    • 外気浴時に全身運動を楽しむ
  • 配慮点
    • 一人一人の体調に応じた活動時間の設定
    • 清潔で安全な環境を整備する

人間関係

  • ねらい
    特定の保育者との愛着関係を育む
  • 内容
    • 保育者との触れ合いを楽しむ
    • 優しく語りかけてもらい安心感を得る
    • 表情のやりとりを楽しむ
  • 配慮点
    • 一対一の丁寧な関わり
    • 子どもの表情や反応への細やかな応答

環境

  • ねらい
    春の心地よい環境に触れる
  • 内容
    • 柔らかな陽ざしを感じる
    • 桜の花びらや新緑を見る
    • 春風に触れる
  • 配慮点
    • 安全な観察場所の確保
    • 自然物への接し方への配慮

言葉

  • ねらい
    保育者の優しい言葉かけに触れる
  • 内容
    • 保育者の語りかけを聞く
    • 喃語で応答する
    • 春の歌や手遊びを楽しむ
  • 配慮点
    • 一人一人の発声への丁寧な応答
    • 表情豊かな関わり

表現

  • ねらい
    春の感触を感覚的に楽しむ
  • 内容
    • 手足を動かして心地よさを表現する
    • 春の音(鳥のさえずり等)を聴く
    • 視覚的な春の変化を感じる
  • 配慮点
    • 安全な活動空間の確保
    • 一人一人の表現への共感

6か月~1歳3か月未満

健康

  • ねらい
    戸外で体を動かす楽しむ
  • 内容
    • はいはいや伝い歩きで探索を楽しむ
    • 春の食材を手づかみで食べる
    • 戸外で全身運動を楽しむ
  • 配慮点
    • 活動場所の安全確保
    • 個々の運動発達に応じた援助

人間関係

  • ねらい
    保育者や友だちとの関わりを広げる
  • 内容
    • 保育者と一緒に戸外遊びを楽しむ
    • 友だちの様子に関心を持つ
    • 簡単なやりとり遊びを楽しむ
  • 配慮点
    • 安心できる関係作り
    • 友だちとの関わりの仲立ち

環境

  • ねらい
    身近な春の自然に関心を持つ
  • 内容
    • 花や若葉に触れる
    • 園庭の虫や小動物を見る
    • 砂や土に触れる
  • 配慮点
    • 安全な自然との関わり方
    • 探索活動の見守り

言葉

  • ねらい
    春の言葉に親しむ
  • 内容
    • 春の歌や手遊びを楽しむ
    • 花や動物の名前を聞く
    • 喃語や指差しで気持ちを表現する
  • 配慮点
    • 一人一人の表現への応答
    • 分かりやすい言葉かけ

表現

  • ねらい
    春の自然物との関わりを楽しむ
  • 内容
    • 花びらや若葉で感触遊びをする
    • 春の音楽に合わせて体を動かす
    • 散歩で見つけた自然物に触れる
  • 配慮点
    • 安全な素材の選択
    • 個々の表現の受容

1歳3か月~2歳未満

健康

  • ねらい
    春の戸外で活発に体を動かす
  • 内容
    • 歩行での探索を楽しむ
    • 草花や虫を追いかける
    • 春の食材を意欲的に食べる
  • 配慮点
    • 活動空間の安全確保
    • 個々の体力に応じた援助

人間関係

  • ねらい
    友だちとの関わりを楽しむ
  • 内容
    • 並行遊びを通して友だちを意識する
    • 保育者や友だちと一緒に自然物を集める
    • 簡単な集団遊びに参加する
  • 配慮点
    • 友だちとのトラブルへの援助
    • 個々の関わり方の尊重

環境

  • ねらい
    春の自然現象に興味を持つ
  • 内容
    • 草花の色や形に関心を持つ
    • 虫や小動物の動きを観察する
    • 園庭の様々な場所で遊ぶ
  • 配慮点
    • 安全な探索環境の確保
    • 自然との適切な関わり方の援助

言葉

  • ねらい
    春の事象を言葉で表現する
  • 内容
    • 見つけた自然物の名前を言う
    • 春の歌を歌う
    • 感動したことを言葉で表現する
  • 配慮点
    • 一人一人の言葉の育ちへの配慮
    • 豊かな言葉かけ

表現

  • ねらい
    春の自然を通して表現を楽しむ
  • 内容
    • 花びらや葉っぱでスタンプ遊びをする
    • 春の歌に合わせて踊る
    • 見つけた自然物で遊びを創る
  • 配慮点
    • 表現活動の場の確保
    • 個々の表現の認め

おおむね2歳

健康

  • ねらい
    春の戸外で十分に体を動かして遊ぶ
  • 内容
    • 走る・跳ぶなどの全身運動を楽しむ
    • 春の食材を進んで食べる
    • 基本的生活習慣を身につける
  • 配慮点
    • 運動量の個人差への配慮
    • 安全な活動場所の確保

人間関係

  • ねらい
    友だちと春の遊びを楽しむ
  • 内容
    • 花集めを友だちと一緒にする
    • 集団での遊びに参加する
    • 保育者や友だちと春の発見を共有する
  • 配慮点
    • 個々の関わり方の違いへの配慮
    • 仲立ちの必要な場面での援助

環境

  • ねらい
    春の自然に関心を持って関わる
  • 内容
    • 草花や虫を見つける
    • 野菜の苗を植える
    • 天気や気温の変化に気付く
  • 配慮点
    • 探索活動の安全確保
    • 自然への興味の個人差への配慮

言葉

  • ねらい
    春の発見を言葉で表現する
  • 内容
    • 見つけた物の名前を言う
    • 感じたことを言葉で伝える
    • 春の絵本や歌を楽しむ
  • 配慮点
    • 一人一人の表現を受容
    • 分かりやすい言葉での説明

表現

  • ねらい
    春の自然物を使って表現を楽しむ
  • 内容
    • 花びらや葉っぱで製作する
    • 春の歌や踊りを楽しむ
    • 自然物を使った見立て遊びをする
  • 配慮点
    • 表現方法の個人差への配慮
    • 十分な活動時間の確保

おおむね3歳

健康

  • ねらい
    春の自然の中で進んで体を動かす
  • 内容
    • 様々な運動遊具で遊ぶ
    • 戸外での集団遊びに参加する
    • 健康な生活リズムを整える
  • 配慮点
    • 安全な遊具の使用方法の説明
    • 体調管理への配慮

人間関係

  • ねらい
    友だちと協力して春の活動を楽しむ
  • 内容
    • グループでの栽培活動に参加する
    • ルールのある遊びを楽しむ
    • 春の訪れを友だちと喜び合う
  • 配慮点
    • 個々の性格や特徴への配慮
    • 集団での活動の進め方の工夫

環境

  • ねらい
    春の自然現象に関心を持ち探索する
  • 内容
    • 植物の成長を観察する
    • 生き物の変化に気付く
    • 春の天候と生活の関係を知る
  • 配慮点
    • 観察活動の時間確保
    • 安全な探索環境の整備

言葉

  • ねらい
    春の体験を言葉で表現する楽しさを味わう
  • 内容
    • 発見したことを話し合う
    • 春の絵本の読み聞かせを楽しむ
    • 経験したことを言葉で伝える
  • 配慮点
    • 一人一人の言葉の発達への配慮
    • 伝え合う場面の設定

表現

  • ねらい
    春の自然を通して豊かに表現する
  • 内容
    • 春の自然物を使って製作する
    • 春の歌や踊りを楽しむ
    • 見たことや感じたことを表現する
  • 配慮点
    • 表現方法の多様性の認め
    • 創造性を育む環境作り

おおむね4歳

健康

  • ねらい
    春の自然の中で意欲的に体を動かす
  • 内容
    • 様々な運動遊びに挑戦する
    • 友だちと体を動かして遊ぶ
    • 健康な生活習慣を身につける
  • 配慮点
    • 個々の運動能力への配慮
    • 安全な活動環境の整備

人間関係

  • ねらい
    友だちと協力して春の活動を進める
  • 内容
    • グループでの栽培活動を楽しむ
    • 春の行事に協力して取り組む
    • 友だちと計画を立てて遊ぶ
  • 配慮点
    • 協力する楽しさの共有
    • 個々の役割の認め

環境

  • ねらい
    春の自然現象を探究する
  • 内容
    • 植物の発芽や成長を観察する
    • 生き物の活動を観察する
    • 自然現象と生活との関連に気付く
  • 配慮点
    • 探究心を育む環境構成
    • 安全な観察活動の確保

言葉

  • ねらい
    春の体験を豊かに言葉で表現する
  • 内容
    • 発見や気付きを伝え合う
    • 絵本や図鑑で調べる
    • 経験したことを話し合う
  • 配慮点
    • 対話の機会の確保
    • 多様な表現の認め

表現

  • ねらい
    春をテーマに豊かに表現する
  • 内容
    • 春の自然を描く
    • 春の音楽活動を楽しむ
    • 春の行事の表現活動を楽しむ
  • 配慮点
    • 表現方法の工夫への支援
    • 個性的な表現の認め

おおむね5歳

健康

  • ねらい
    春の自然の中で自ら健康で安全な生活を送る
  • 内容
    • 様々な運動遊びを工夫する
    • 健康管理の必要性を理解する
    • 安全な活動の仕方を考える
  • 配慮点
    • 自主的な活動の支援
    • 安全意識の育成

人間関係

  • ねらい
    仲間と協力して春の活動を展開する
  • 内容
    • グループで栽培計画を立てる
    • 春の行事の準備を協力して行う
    • 異年齢児との交流を楽しむ
  • 配慮点
    • 話し合いの機会
    • 全員が主体的に関われるようにする

環境

  • ねらい
    春の自然現象を科学的に探究する
  • 内容
    • 植物の成長条件を調べる
    • 生き物の生態を観察する
    • 自然現象の法則性に気付く
  • 配慮点
    • 探究活動の時間確保
    • 安全な環境の整備

言葉

  • ねらい
    春の体験を言葉で表現する
  • 内容
    • 観察記録をまとめる
    • 調べたことを発表する
    • 経験を物語として表現する
  • 配慮点
    • 表現力の向上支援

表現

  • ねらい
    春をテーマに創造的に表現する
  • 内容
    • 春の自然を様々な方法で表現する
    • 行事の表現活動を創造的に行う
    • 音楽や造形での表現を工夫する
  • 配慮点
    • 創造性の育成
    • 表現方法の多様性の認め

おおむね6歳

健康

  • ねらい
    春の生活を自主的に健康で安全なものにする
  • 内容
    • 運動遊びを自ら計画する
    • 体調管理を自主的に行う
    • 安全な活動の仕方を工夫する
  • 配慮点
    • 自己管理能力の育成
    • 集団での安全意識の向上

人間関係

  • ねらい
    春の活動を仲間と計画的に進める
  • 内容
    • 栽培活動の計画と実行
    • 行事の企画と運営への参加
    • 異年齢児との交流を深める
  • 配慮点
    • 主体性の育成
    • 協働する力の支援

環境

  • ねらい
    春の自然現象を理解する
  • 内容
    • 自然の循環を理解する
    • 環境との関わりを考える
    • 持続可能な活動を工夫する
  • 配慮点
    • 探究活動の深化
    • 環境教育の視点

言葉

  • ねらい
    春の体験を創造的に表現する
  • 内容
    • 観察記録を体系的にまとめる
    • 調べたことを分かりやすく伝える
    • 体験を創造的に表現する
  • 配慮点
    • 言語能力の向上
    • 表現力の育成

表現

  • ねらい
    春をテーマに総合的に表現する
  • 内容
    • 様々な表現方法を組み合わせる
    • オリジナルな表現活動を創る
    • 表現活動を通して交流する
  • 配慮点
    • 創造性の伸長
    • 表現技術の向上支援

夏季(7~9月)の保育内容 ―発達過程8区分と5領域による展開―

6か月未満

健康

  • ねらい
    夏の暑さを心地よく過ごし、健やかな体を育む
  • 内容
    • 適切な温度管理で快適に過ごす
    • 外気浴や水遊びを通じて、自然な生活リズムを作る
    • 涼しい場所での休息と十分な水分補給
  • 配慮点
    • 1人1人の体調に合わせた活動の調整
    • 日陰や涼しい場所での休息の確保
    • 安全な環境

人間関係

  • ねらい
    保育者との愛着関係を深める
  • 内容
    • 保育者と一緒に楽しむ夏の活動
    • 暑い季節にぴったりの歌や手遊びを通じて心地よい触れ合い
    • 優しく声をかけて安心感を与える
  • 配慮点
    • 一対一の丁寧な関わり
    • 体調や反応を細やかに観察する

環境

  • ねらい
    夏の自然に触れて感覚を育む
  • 内容
    • 夏の花や木々を観察
    • 風や虫の音、太陽の光を感じる
    • 水遊びでの感覚的な体験
  • 配慮点
    • 安全に配慮した自然とのふれあい
    • 暑さから守るための適切な時間と場所の設定

言葉

  • ねらい
    夏の言葉に親しむ
  • 内容
    • 夏の季節にぴったりな言葉や歌に親しむ
    • 保育者の語りかけを通じて、季節感を伝える
  • 配慮点
    • 明るく、表現豊かな言葉かけ
    • 反応を受け止める優しいやりとり

表現

  • ねらい
    夏の自然を感じながら表現を楽しむ
  • 内容
    • 手足を使って水遊びや感覚遊びを楽しむ
    • 夏の音や景色を感じながら表現する
  • 配慮点
    • 安全な場所での表現活動
    • 個々の表現の違いを受け入れる

6か月~1歳3か月未満

健康

  • ねらい
    夏の暑さに適応し元気に過ごす
  • 内容
    • 軽い外気浴や水遊びで体を動かす
    • 手づかみで食べることに挑戦する
    • 保育者と一緒に涼しい場所で遊ぶ
  • 配慮点
    • 安全な遊び場所の確保
    • 冷却や水分補給をこまめに行う

人間関係

  • ねらい
    保育者や友だちとの関わりを深める
  • 内容
    • 保育者と一緒に夏の活動を楽しむ
    • 他の子どもたちとのふれあいを楽しむ
    • 一緒に遊びながらコミュニケーションを取る
  • 配慮点
    • 友だちとの関わりをサポートする
    • 一人一人のペースに合わせたサポート

環境

  • ねらい
    夏の自然に触れて興味を持つ
  • 内容
    • 花や若葉、蝉の音に興味を持つ
    • 園庭の水遊びや虫観察
  • 配慮点
    • 安全な自然との関わり方の配慮
    • 探索活動の見守り

言葉

  • ねらい
    夏の言葉に親しみ表現する
  • 内容
    • 夏に関連する言葉や歌を覚える
    • 他の子どもたちとの簡単なやりとりを楽しむ
  • 配慮点
    • 言葉の発達に合わせたサポート
    • 繰り返しの語りかけで言葉を増やす

表現

  • ねらい
    夏の感覚を表現する
  • 内容
    • 水遊びや涼しい風を感じながら表現活動をする
    • 夏の自然に触れ、感触を楽しむ
  • 配慮点
    • 安全な環境で表現を楽しむ
    • 子どもそれぞれの表現に共感し、受け入れる

1歳3か月~2歳未満

健康

  • ねらい
    夏の戸外で体を動かして遊ぶ楽しさを味わう
  • 内容
    • 水遊びを楽しむ
    • はいはい、歩きで周囲を探索する
    • 夏の食材を手づかみで食べる
  • 配慮点
    • 活動後の水分補給
    • 熱中症予防に配慮した活動時間の調整

人間関係

  • ねらい
    友だちとの関わりを深める
  • 内容
    • 一緒に遊びながら協力の楽しさを学ぶ
    • 夏の遊びを友だちと共有する
  • 配慮点
    • 子ども同士のトラブルに対する支援
    • 人との関わり方を大切にする

環境

  • ねらい
    夏の自然に親しむ
  • 内容
    • 夏の花や葉っぱに触れる
    • 虫や小動物を観察する
    • 涼しさを感じる場所での活動
  • 配慮点
    • 安全な場所での探索活動
    • 自然物に対する適切な接し方の指導

言葉

  • ねらい
    夏に関する言葉に親しむ
  • 内容
    • 夏の花や動物の名前を覚える
    • 風や暑さ、日差しについて語りかける
  • 配慮点
    • 繰り返しの言葉かけで理解を促す

表現

  • ねらい
    夏の感覚を体験し、表現を楽しむ
  • 内容
    • 砂や水を使った遊びを通して感触遊びをする
    • 夏の音(風鈴の音や虫の声)を聴く
    • 色や形を使った夏の製作活動
  • 配慮点
    • 安全な素材で遊ぶ
    • 子どもの表現を受け入れる環境づくり

おおむね2歳

健康

  • ねらい
    夏の戸外で十分に体を動かして遊ぶ
  • 内容
    • 水遊び、シャワー遊びを楽しむ
    • 走る、ジャンプなどの運動を積極的に行う
    • 夏の食材を積極的に食べる
  • 配慮点
    • 日差しの強い時間帯を避ける
    • 十分な休憩と水分補給の確保

人間関係

  • ねらい
    友だちとの共同遊びを楽しむ
  • 内容
    • 友だちと一緒に水遊びをする
    • 協力して遊具を使う
  • 配慮点
    • 友だちとの関わりを大切にし、トラブル時には適切に対応する

環境

  • ねらい
    夏の自然の中で遊び、学ぶ
  • 内容
    • 果物や野菜を育て、収穫を楽しむ
    • 暑さを避けるために木陰や涼しい場所での活動
    • 植物や動物の夏の変化に気づく
  • 配慮点
    • 熱中症や日焼けの予防対策

言葉

  • ねらい
    夏に関する体験を言葉で表現する
  • 内容
    • 夏の風景や感じたことを言葉で表現する
    • 夏の行事や出来事を語り合う
  • 配慮点
    • 体験を通して豊かな言葉かけをする

表現

  • ねらい
    夏をテーマにした表現を楽しむ
  • 内容
    • 水遊びや砂遊びで感触を楽しむ
    • 夏の花や野菜を使って製作活動をする
    • 夏の歌や踊りを楽しむ
  • 配慮点
    • 自由な発想を尊重した表現活動

おおむね3歳

健康

  • ねらい
    夏の自然の中で体を動かす楽しさを味わう
  • 内容
    • 様々な運動遊具を使って遊ぶ
    • 水遊び、ビーチボール遊び
    • 進んで夏の食材を食べる
  • 配慮点
    • 安全に遊べる環境づくり
    • 健康管理と活動の時間帯に配慮する

人間関係

  • ねらい
    友だちと協力して遊びを進める
  • 内容
    • 友だちと協力して水を運ぶ遊びをする
    • 共同作業を楽しむ
    • みんなでアイデアを出し合って遊びを作り出す
  • 配慮点
    • 協力の楽しさを共有し、対話を促進する

環境

  • ねらい
    夏の自然に興味を持つ
  • 内容
    • 海の生き物や自然現象に触れる
    • 夏の風物詩を観察する(花火、祭りなど)
  • 配慮点
    • 活動場所の安全性の確認
    • 自然との接し方に配慮

言葉

  • ねらい
    夏の体験を言葉で表現する
  • 内容
    • 見たもの、感じたことを話し合う
    • 体験を語り、思いを共有する
  • 配慮点
    • 言葉を豊かにするような対話の機会を設定

表現

  • ねらい
    夏の自然を通して豊かに表現する
  • 内容
    • 花火や水の音を描いたり、作ったりする
    • 夏の歌を歌いながら踊る
  • 配慮点
    • 発想を自由にし、創造性を尊重

おおむね4歳

健康

  • ねらい
    夏の自然の中で元気に体を動かす
  • 内容
    • ジャンプやかけっこ、集団遊びを楽しむ
    • 水遊びやシャワー遊びでクールダウン
    • 体力を使う遊びを進んで行う
  • 配慮点
    • 水分補給の徹底
    • 適切な休憩時間を設ける

人間関係

  • ねらい
    友だちと協力して夏の活動を進める
  • 内容
    • 夏祭りごっこなどの共同活動
    • 友だちとのルールを守った遊び
  • 配慮点
    • ルールを守ることの大切さを教える

環境

  • ねらい
    夏の自然を探究する
  • 内容
    • 植物の成長や小動物の動きを観察する
    • 夏の天候に合わせた活動
  • 配慮点
    • 自然への関心を育む活動を提供

言葉

  • ねらい
    夏の体験を豊かに言葉で表現する
  • 内容
    • 自分の発見や感じたことを言葉で表現
    • 絵本や物語を通じて夏の話題を広げる
  • 配慮点
    • 他者との意見交換を促す

表現

  • ねらい
    夏の自然を通じて豊かに表現する
  • 内容
    • 夏の感覚を絵や歌、踊りで表現
    • さまざまな素材を使った制作活動
  • 配慮点
    • 自由な発想を尊重し、表現力を引き出す

おおむね5歳

健康

  • ねらい
    夏の自然の中で体を十分に使って遊ぶ
  • 内容
    • かけっこや水遊びを通して体力を鍛える
    • 夏の食材を使った料理やクッキング
  • 配慮点
    • 活動後のクールダウンと休憩

人間関係

  • ねらい
    友だちと協力しながら遊びを進める
  • 内容
    • 集団で協力し、役割を分担して遊ぶ
    • 自分の意見を伝えたり、友だちと相談して行動する
  • 配慮点
    • 相手の意見を尊重する態度を育む

環境

  • ねらい:夏の自然に積極的に関わりを持つ
  • 内容:
    • 海や山の自然を探険し、観察する
    • 夏の天候や風物詩を体験する
  • 配慮点:
    • 自然に触れることで環境への意識を高める

言葉

  • ねらい
    夏の体験を豊かに言葉で表現する
  • 内容
    • 夏の出来事や経験を言葉で表現
    • 絵本や物語の中で夏を感じる
  • 配慮点
    • 積極的な言葉かけで表現力を高める

表現

  • ねらい
    夏をテーマにした創作を楽しむ
  • 内容
    • 風鈴作りや夏の絵を描く
    • 夏の歌やダンスを披露する
  • 配慮点
    • 児童の創作活動を大切にする

おおむね6歳

健康

  • ねらい
    夏の自然の中で体を動かし、健康な体作りを進める
  • 内容
    • 長距離走やサッカーなどの体力を使った遊び
    • 水遊びやプール活動を楽しむ
    • 夏の食材を使った料理や食事作り
  • 配慮点
    • 子どもの体調に合わせて活動の強度を調整
    • 熱中症予防と水分補給を徹底する

人間関係

  • ねらい
    友だちと協力して遊びや活動を進める
  • 内容
    • グループでの競技や協力遊び
    • 夏祭りやイベントを計画し、役割分担をする
    • 自分の意見をしっかり伝え、友だちの意見も尊重する
  • 配慮点
    • 友だちとの協力や意見交換の場を増やす
    • 対話を通じて人間関係のスキルを育む

環境

  • ねらい
    夏の自然に積極的に関わり、感受性を高める
  • 内容
    • 自然観察(植物や昆虫など)を通じて季節の変化を学ぶ
    • 夏の行事や地域のイベントに参加し、文化や伝統に触れる
  • 配慮点
    • 自然の中で遊ぶ際の安全に配慮
    • 地域の人々や他の文化について学ぶ機会を提供

言葉

  • ねらい
    夏の体験を通じて表現力を豊かにする
  • 内容
    • 体験したことや感じたことを友だちと共有する
    • 夏に関する物語や絵本を読み、感想を話す
    • 自分の意見や考えをしっかりと伝えられるようにする
  • 配慮点
    • 言葉を使った対話を意識的に取り入れる
    • 話す力を伸ばすためのフィードバックを行う

表現

  • ねらい
    夏をテーマにした創作活動を通じて創造力を育む
  • 内容
    • 夏の風景や体験を絵画や工作で表現する
    • 夏の歌や踊りを披露し、発表する
    • 自分で作り出したアイデアを形にする活動
  • 配慮点
    • 自由な発想を尊重し、個々の表現を大切にする
    • 発表の場を設けて、自己表現の機会を提供

秋季(10~12月)の保育内容 ―発達過程8区分と5領域による展開―

6か月未満

健康

  • ねらい:
    心地よい環境の中で安心して過ごす。
  • 内容
    季節に合わせた室温調整や適切な衣類選びを行い、体温を安定させる。
  • 配慮点
    体調変化を見逃さず、疲れやすい活動は避ける。

人間関係

  • ねらい
    大人の存在に安心感を持ち、信頼関係を築く。
  • 内容
    抱っこやあやしを通じてスキンシップを深める。
  • 配慮点
    個々の子どもの泣き方や表情に敏感に反応する。

環境

  • ねらい
    自然の音や光に触れることで感覚を刺激する。
  • 内容
    日中に窓際で自然光を浴びたり、外気浴を行う。
  • 配慮点
    日差しや風を適切に調整して、安全な環境を保つ。

言葉

  • ねらい
    声や音のリズムに興味を持つ。
  • 内容
    優しい声かけや歌を取り入れる。
  • 配慮点
    怖がらないようにゆっくりしたリズムで話しかける。

表現

  • ねらい
    表情や声で感情を表す。
  • 内容
    笑顔を引き出すような遊びや声かけを行う。
  • 配慮点
    無理に反応を求めず、自然なタイミングを待つ。

6ヶ月~1歳3ヶ月未満

健康

  • ねらい
    動きやすい環境で基本的な運動機能を発達させる。
  • 内容
    ハイハイやつかまり立ちを楽しめる遊びを行う。
  • 配慮点
    転倒防止のため床の安全を確認する。

人間関係

  • ねらい
    大人や周囲の人に親しみを持つ。
  • 内容
    同じ保育者が関わることで安心感を与える。
  • 配慮点
    急に環境が変わらないよう配慮する。

環境

  • ねらい
    身近な環境に興味を持つ。
  • 内容
    落ち葉や木の実に触れるなど、秋の自然を感じる。
  • 配慮点
    口に入れる可能性があるものは事前に取り除く。

言葉

  • ねらい
    声や音を聞いて反応する。
  • 内容
    「これなあに?」など簡単な言葉で語りかける。
  • 配慮点
    短いフレーズでわかりやすく話す。

表現

  • ねらい
    手足や声で気持ちを表現する。
  • 内容
    手遊び歌や音の出るおもちゃを使う。
  • 配慮点
    子どもの反応に応じて遊びを変化させる。

1歳3ヶ月~2歳未満

健康

  • ねらい
    自然に触れながら体を動かす喜びを味わう。
  • 内容
    外気浴や散歩で、自然の中を歩く楽しさを感じる。
  • 配慮点
    道路や階段などの危険がない場所を選ぶ。

人間関係

  • ねらい
    身近な人と一緒に活動を楽しむ。
  • 内容
    かけっこや追いかけっこなど簡単な遊びを行う。
  • 配慮点
    子ども同士の関わりが安心できるよう見守る。

環境

  • ねらい
    身近な自然の変化を感じる。
  • 内容
    色とりどりの葉っぱやどんぐりを観察する。
  • 配慮点
    見つけたものを共有し、好奇心を広げる。

言葉

  • ねらい
    簡単な言葉を覚えて表現する。
  • 内容
    「まつぼっくりだね」「赤い葉っぱだね」と話しかける。
  • 配慮点
    言葉が伝わるよう、ジェスチャーを併用する。

表現

  • ねらい
    身体や声で自分の気持ちを伝える。
  • 内容
    歌や簡単なダンスを通じて表現を楽しむ。
  • 配慮点
    個々のペースに合わせて活動の難易度を調整する。

おおむね2歳

健康

  • ねらい
    体を使った遊びを楽しむ。
  • 内容
    坂道を上り下りする、落ち葉を踏むなどの活動を取り入れる。
  • 配慮点
    周囲の安全確認を行いながら自由に体を動かせる環境を整える。

人間関係

  • ねらい
    友達と一緒に遊ぶ楽しさを知る。
  • 内容
    輪になって遊ぶ簡単なゲームをする。
  • 配慮点
    トラブルが発生した場合、すぐに仲介しサポートする。

環境

  • ねらい
    季節の変化に気づく。
  • 内容
    秋の虫の声を聞いたり、木の実を観察する活動をする。
  • 配慮点
    身近な自然の中で安全に触れられるものを選ぶ。

言葉

  • ねらい
    単語をつなげて気持ちを伝える。
  • 内容
    「これなあに?」など、子どもの発話を促す質問をする。
  • 配慮点
    子どもが言葉を話すのを待つ姿勢を大切にする。

表現

  • ねらい
    音やリズムに合わせて体を動かす。
  • 内容
    秋の歌を歌ったり、音楽に合わせて踊る活動を行う。
  • 配慮点
    子どものペースに合わせて活動を進める。

おおむね3歳

健康

  • ねらい
    戸外での遊びを通じて体を動かす楽しさを味わう。
  • 内容
    落ち葉を集めたり、枯れ葉の中を走り回る遊びをする。
  • 配慮点
    子どもの体調や疲れ具合を観察し、休憩時間を設ける。

人間関係

  • ねらい
    友達や保育者との簡単なやりとりを楽しむ。
  • 内容
    「どっちが多いかな?」と声をかけながら落ち葉を集めるなど、遊びの中で自然な会話を促す。
  • 配慮点
    子ども同士の関係が深まるよう、全員が参加できる環境を整える。

環境

  • ねらい
    季節の自然や変化に気づく。
  • 内容
    秋の虫や色づいた葉を観察し、名前を教える。
  • 配慮点
    危険な植物や昆虫がないか事前に確認する。

言葉

  • ねらい
    言葉を使ったやりとりを楽しむ。
  • 内容
    絵本の読み聞かせや、秋に関連した詩や歌を取り入れる。
  • 配慮点
    子どもの興味や発言を受け止め、会話を広げる。

表現

  • ねらい
    自然物を使った表現を楽しむ。
  • 内容
    枯れ葉や木の実を使った製作や、秋の歌を取り入れたリズム遊びを行う。
  • 配慮点
    素材を子どもが自由に使えるよう準備を整える。

おおむね4歳

健康

  • ねらい
    運動や散歩を通じて体を動かす楽しさを味わう。
  • 内容
    公園でのかけっこや落ち葉遊びを通じて、バランス感覚を養う。
  • 配慮点
    子ども同士がぶつからないよう、遊びの範囲を設定する。

人間関係

  • ねらい
    友だちと協力し合う楽しさを知る。
  • 内容
    どんぐりを集めて「どんぐりショップ」を開くごっこ遊びなどを行う。
  • 配慮点
    役割が偏らないよう調整し、全員が楽しめるよう配慮する。

環境

  • ねらい
    自然に親しみ、興味を持つ。
  • 内容
    秋の自然物を収集し、それを使った図鑑作りや観察記録を行う。
  • 配慮点
    集めたものを共有しながら、それぞれの発見を尊重する。

言葉

  • ねらい
    会話の中で感じたことや考えを伝える。
  • 内容
    「これ何の実かな?」など質問を通じて話し合う機会をつくる。
  • 配慮点
    子どものペースに合わせて話を聞き、急かさない。

表現

  • ねらい
    自然をテーマにした表現活動を楽しむ。
  • 内容
    秋の風景を描いたり、自然物を使った飾り作りを行う。
  • 配慮点
    子どもたちが自由にアイデアを出せるようにする。

おおむね5歳

健康

  • ねらい
    集団での運動を通じて、達成感や満足感を味わう。
  • 内容
    リレーや玉入れなど、少し難易度の高い運動遊びを行う。
  • 配慮点
    活動前後に体調を確認し、無理をさせないよう注意する。

人間関係

  • ねらい: 友達と協力し、ルールを守って遊ぶ。
  • 内容: 自然物を使った「秋のお店屋さんごっこ」で役割を分担して活動する。
  • 配慮点: 意見の対立があった場合はサポートし、解決方法を一緒に考える。

環境

  • ねらい
    自然の中で季節の変化を深く理解する。
  • 内容
    遠足や散歩を通じて、自然の美しさや変化に気づく機会を提供する。
  • 配慮点
    季節の特徴や植物の名前などをわかりやすく伝える。

言葉

  • ねらい
    自分の感じたことを言葉で伝え、表現する力を養う。
  • 内容
    秋の思い出を振り返りながら、日記や絵日記を書く。
  • 配慮点
    個々の意見や感想を尊重し、表現する楽しさを伝える。

表現

  • ねらい
    自然をテーマにした創作活動を楽しむ。
  • 内容
    落ち葉や木の実を使った大型製作や、秋の行事に関連する歌や劇遊びを行う。
  • 配慮点
    活動内容が一人ひとりの得意分野に合うよう工夫する。

おおむね6歳

健康

  • ねらい
    体を動かす活動を通じて、季節の変化を感じながら運動機能を高める。
  • 内容
    ・秋の自然の中で運動会や遠足を実施し、走る、跳ぶ、投げるなどの身体能力を育てる。
    ・どんぐり拾いや落ち葉遊びを取り入れて、自然に親しむ。
  • 配慮点
    ・気温差に応じた衣服の調整を指導し、体調を崩さないよう留意する。
    ・活動後の水分補給や休息をしっかり確保する。

人間関係

  • ねらい
    仲間と協力しながら、目標を達成する楽しさを学ぶ。
  • 内容
    ・運動会のチーム競技やリレー、団体遊びを通じて、互いに助け合う姿勢を育む。
    ・落ち葉や木の実を使った工作をグループで行い、役割分担や話し合いを経験する。
  • 配慮点
    ・それぞれの子どもの得意分野を活かし、協力しやすい環境を整える。
    ・一人ひとりの努力やアイデアを認めて、自信を持てるようサポートする。

環境

  • ねらい
    秋の自然や季節行事を通じて、自然環境や文化に親しむ心を育む。
  • 内容
    ・落ち葉や木の実を使ったクラフト活動や自然観察を行い、秋の植物や昆虫の特徴に触れる。
    ・秋祭りや収穫体験を通じて、地域の文化や季節感を体験する。
  • 配慮点
    ・自然環境の中で安全に活動できるよう、虫刺されやケガへの配慮を徹底する。
    ・地域行事に参加する際は、事前にルールやマナーを伝える。

言葉

  • ねらい
    秋の行事や自然を題材に、自分の気持ちや体験を豊かに表現する力を育む。
  • 内容
    ・運動会や遠足の思い出を絵日記や発表で表現する。
    ・秋の自然をテーマにした絵本や詩の読み聞かせ、創作を行う。
  • 配慮点
    ・子どもが自由に感想や意見を述べられるよう、発言しやすい雰囲気を作る。
    ・言葉での表現が苦手な子には、絵や動作を取り入れるなど、別の手段を用意する。

表現

  • ねらい
    秋の自然や行事に触れた感動を、さまざまな方法で表現する力を伸ばす。
  • 内容
    ・どんぐりや落ち葉を使ったクラフトや、秋の風景を描いた絵画活動を行う。
    ・運動会や秋祭りに合わせた歌や踊り、劇を披露する。
    ・自然の音や風景をイメージした音楽やリズム遊びを行う。
  • 配慮点
    ・子どもたちが主体的に取り組めるよう、必要な道具や材料を準備し、個々の興味を尊重する。
    ・完成した作品や表現を一緒に喜び、肯定的に受け止める。

冬季(1~3月)の保育内容 ―発達過程8区分と5領域による展開―

6か月未満

健康

  • ねらい
    快適な環境の中で身体の基礎的な機能を育てる。
  • 内容
    穏やかな保温環境を整え、抱っこやストレッチを通じて基本的な身体の動きを促す。
  • 配慮点
    室温管理を徹底し、個々の体調や睡眠リズムに合わせて活動を調整する。

人間関係

  • ねらい
    保育者との信頼関係を深める。
  • 内容
    保育者の表情や声かけを通じて安心感を得る。
  • 配慮点
    抱っこや語りかけなど、スキンシップを大切にする。

環境

  • ねらい
    周囲の環境に興味を持つきっかけを作る。
  • 内容
    窓越しに雪景色を見せる、触り心地の異なる素材(ふわふわの布やひんやりしたおもちゃ)を提供する。
  • 配慮点
    刺激が強すぎないよう、活動時間や内容を調整する。

言葉

  • ねらい
    保育者の声を聞き、安心感を持つ。
  • 内容
    優しい語りかけや歌を聞かせる。
  • 配慮点
    子どもの表情や反応を見ながら、リズムや音量を調整する。

表現

  • ねらい
    周囲の変化を身体で感じる。
  • 内容
    軽い手足の動きや表情の変化を楽しむ。
  • 配慮点
    子どもの機嫌や体調に合わせて活動を調整する。

6ヶ月~1歳3ヶ月未満

健康

  • ねらい
    体を動かしながら季節を感じる。
  • 内容
    保育室内で手足を動かし、体を伸ばす遊びをする。
  • 配慮点
    寒さから体を守る衣類の調整を行う。

人間関係

  • ねらい
    他者と触れ合い、喜びを感じる。
  • 内容
    保育者と手遊びやふれあい遊びをする。
  • 配慮点
    子どもが安心して関われるよう、保育者がそばに寄り添う。

環境

  • ねらい
    身の回りの変化に興味を持つ。
  • 内容
    冬の絵本や、季節に合った色や素材のおもちゃを使う。
  • 配慮点
    安全性を確認し、安心して遊べる環境を整える。

言葉

  • ねらい
    言葉の音やリズムに触れる。
  • 内容
    季節を題材にした歌や短いお話を聞かせる。
  • 配慮点
    子どもの反応を見ながら、短い時間で繰り返し行う。

表現

  • ねらい
    触覚や視覚を使いながら感覚を育てる。
  • 内容
    柔らかい布や固いおもちゃなど、触感の異なるものに触れる。
  • 配慮点
    素材や道具が安全であることを確認する。

1歳3ヶ月~2歳未満

健康

  • ねらい
    体を大きく動かすことで運動機能を育てる。
  • 内容
    室内でボールを転がしたり、歩行練習をする。
  • 配慮点
    転倒しないよう、広く安全なスペースを確保する。

人間関係

  • ねらい
    他者と一緒に遊ぶ楽しさを感じる。
  • 内容
    友だちや保育者と一緒に簡単な道具を使った遊びをする。
  • 配慮点
    無理な関わりを求めず、自由に遊べる時間を確保する。

環境

  • ねらい
    季節の変化を感じる。
  • 内容
    外の景色を眺めたり、雪や氷を触ってみる。
  • 配慮点
    子どもが冷たさを感じすぎないよう注意する。

言葉

  • ねらい
    保育者や友達との簡単なやりとりを楽しむ。
  • 内容
    動作や言葉を真似して表現する。
  • 配慮点
    個々の発達に合わせた関わりを心がける。

表現

  • ねらい
    簡単な動作を繰り返しながら楽しむ。
  • 内容
    雪をテーマにした手遊びやリズム遊びをする。
  • 配慮点
    子どもが楽しいと感じられるリズムやテンポを大切にする。

おおむね2歳

健康

  • ねらい
    冬の寒さに対応できる体力を養う。
  • 内容
    防寒着を着て短時間の戸外活動を楽しむ(雪遊びや散歩)。
  • 配慮点
    活動後に体を温め、風邪を引かないよう着替えを準備する。

人間関係

  • ねらい
    友だちと一緒に遊ぶ楽しさを感じる。
  • 内容
    保育者が仲立ちをしながら、雪玉を作るなど簡単な共同作業をする。
  • 配慮点
    子ども同士のトラブルを未然に防ぎながら、自然な交流を促す。

環境

  • ねらい
    自然に興味を持つきっかけを作る。
  • 内容
    雪や氷に触れたり、冬ならではの自然観察を行う(霜や動物の足跡など)。
  • 配慮点
    安全な場所を選び、手が冷たくならないよう配慮する。

言葉

  • ねらい
    簡単な言葉を使って気持ちや出来事を伝える。
  • 内容
    雪や寒さに関する言葉を用いながら話す(「冷たい」「白い」など)。
  • 配慮点
    子どもの言葉を丁寧に受け止め、発言を促すようにする。

表現

  • ねらい
    感覚を使いながら創作活動を楽しむ。
  • 内容
    雪の形をイメージして紙や粘土で作る。
  • 配慮点
    興味や発想を尊重し、強制的にならないようにする。

おおむね3歳

健康

  • ねらい
    体を大きく動かしながら寒さに慣れる。
  • 内容
    戸外での簡単な運動遊び(鬼ごっこやかけっこ)を行う。
  • 配慮点
    冷えすぎないよう活動前後の体温調節を行う。

人間関係

  • ねらい
    他者と協力しながら遊ぶ喜びを知る。
  • 内容
    雪だるま作りや雪合戦など、役割を分けて遊ぶ活動をする。
  • 配慮点
    喧嘩や衝突が起きた場合、冷静に話し合いをサポートする。

環境

  • ねらい
    季節の変化や自然に興味を持つ。
  • 内容
    霜柱や冬の植物、野鳥などを観察し、気付きを共有する。
  • 配慮点
    安全に観察できる場所や時間を確保する。

言葉

  • ねらい
    身近な出来事や気持ちを言葉で表現する。
  • 内容
    季節を題材にした絵本の読み聞かせや簡単な詩の暗唱をする。
  • 配慮点
    興味を引き出す言葉がけを心がける。

表現

  • ねらい
    感じたことや考えたことを創作活動で表現する。
  • 内容
    雪や氷を題材にした絵画や工作をする。
  • 配慮点
    一人ひとりの表現を大切にし、自由に活動できる環境を整える。

おおむね4歳

健康

  • ねらい
    寒い時期でも元気に体を動かす習慣を身につける。
  • 内容
    積雪の中で雪山登りやそり遊びを体験する。
  • 配慮点
    活動中に冷えすぎないよう適宜休憩を取る。

人間関係

  • ねらい
    友だちと意見を出し合いながら遊ぶ楽しさを知る。
  • 内容
    雪だるまのデザインを相談しながら作るなどの共同作業を行う。
  • 配慮点
    一人ひとりの意見を大切にし、全員が楽しめるよう配慮する。

環境

  • ねらい
    冬の自然の特徴に気づく。
  • 内容
    雪や氷を使って形や性質の違いを観察する。
  • 配慮点
    安全を確認しながら自然とのふれあいを促す。

言葉

  • ねらい
    物語や詩に親しみ、言葉の表現力を育む。
  • 内容
    冬をテーマにした話をみんなで作り、発表する。
  • 配慮点
    子どもの発想を受け入れ、自由な表現を尊重する。

表現

  • ねらい
    季節の特徴を取り入れて創作活動を楽しむ。
  • 内容
    雪や冬の景色を絵に描いたり、立体物を作る。
  • 配慮点
    子どもたちが自由に素材を選べるよう工夫する。

おおむね5歳

健康

  • ねらい
    より複雑な運動を楽しみながら体力を向上させる。
  • 内容
    雪の中でチームごとの競争や障害物競走をする。
  • 配慮点
    無理のない範囲でルールを守ることを重視する。

人間関係

  • ねらい
    集団で協力しながら目標を達成する喜びを知る。
  • 内容
    雪像作りや大規模な雪合戦を企画して行う。
  • 配慮点
    グループ内での役割分担を明確にし、仲間意識を育む。

環境

  • ねらい
    自然現象についての関心を深める。
  • 内容
    雪や氷の結晶をルーペで観察し、感想を共有する。
  • 配慮点
    丁寧な説明と適切な道具の使用をサポートする。

言葉

  • ねらい
    物語や詩の中で言葉の表現力を高める。
  • 内容
    冬にまつわる物語を作り、みんなの前で発表する。
  • 配慮点
    一人ひとりが発表できる時間を確保する。

表現

  • ねらい
    自分の考えや感じたことを豊かに表現する。
  • 内容
    雪をテーマにした劇や音楽発表会を企画する。
  • 配慮点
    子どもたちのアイデアを尊重し、主体的に参加できるようにする。

おおむね6歳

健康

  • ねらい
    寒い季節でも積極的に体を動かし、持久力や協調性を育む。
  • 内容
    冬季ならではの集団遊び(雪合戦やリレー形式のそり引き競争)を行う。
  • 配慮点
    子どもたちが安全に動けるようにルールを確認し、転倒や事故を防ぐために活動前の準備体操や環境の整備を徹底する。

人間関係

  • ねらい
    仲間と協力して目標を達成する楽しさを知る。
  • 内容
    グループで「雪像作りコンテスト」や「冬の森探検ごっこ」を企画し、チームワークを発揮する場面を提供する。
  • 配慮点
    一人ひとりの役割を認め、意見を尊重することで自信や友達への信頼感を高めるよう支援する。

環境

  • ねらい
    冬の自然や現象に対する科学的な興味・関心を深める。
  • 内容
    雪や氷の形状を観察し、融ける過程や凍る過程を実験を通じて学ぶ。また、冬の動植物(冬芽や冬眠する動物)についても興味を引き出す活動を行う。
  • 配慮点
    子どもたちが安全に取り組める道具や環境を整えるとともに、発見や疑問を共有しやすい雰囲気を作る。

言葉

  • ねらい
    季節の出来事や感想を自分の言葉で表現する力を育む。
  • 内容
    冬をテーマにした物語や詩を創作し、発表会を行う。また、観察した自然現象や活動での気づきを記録したり、グループで話し合ったりする機会を設ける。
  • 配慮点
    一人ひとりが発言しやすいよう、保育者が進行をサポートし、自由な発想や表現を受け止める姿勢を示す。

表現

  • ねらい
    冬の季節感を取り入れた創作活動や表現遊びを楽しむ。
  • 内容
    ・冬景色をテーマにした絵画や雪の結晶のクラフト作り
    ・雪や氷をテーマにした劇やダンスの発表会
    ・楽器を使い、冬をイメージした音楽を創作する。
  • 配慮点
    子どもたちの自由な発想を尊重し、主体的に取り組めるように環境を整備する。また、成功体験を得られるよう小さな達成を褒める。

まとめ

今回ご紹介した内容を参考に、四季折々の発達段階に応じた保育を実践することで、子どもの成長に寄り添ったより良い環境を作り出すことができます。発達過程に基づいた保育内容と環境づくりを意識しながら、日々の保育に活かしていきましょう!

参考資料:保育所保育指針(平成29年3月31日)