保育園の誕生日会の手間なし簡単アイデア4選!ねらいやポイントも

保育園の誕生日会のアイディア

多くの園で毎月行われている誕生日会。お祝いされる子どもたちにとっては1年に1度のスペシャルイベントですが、毎月誕生日会を開催する保育士にとっては「企画や準備が大変」なのも事実でしょう。

そこで今回は、事前の準備がほとんど不要な誕生日会の出し物や遊びをご紹介します。保育園で誕生日会を行うねらいやポイントもまとめましたので、誕生日会のネタやアイデアにお悩みの方はぜひ参考にしてください。

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保育園で行う誕生日会のねらい

保育園で誕生日会を行うねらいには、次のようなものがあります。

  • 祝ってもらう喜びをとおして自己肯定感を高める
  • お友だちのお祝いをする楽しさや思いやりを学ぶ
  • 行事や集会に慣れて楽しむ

自分がお祝いしてもらえる誕生日会は1年に1度きりです。たくさんの人から「おめでとう」と笑顔を向けてもらえる幸福感は、子どもに自信を与え自己肯定感の向上につながります。

一方で、参加する誕生日会のほとんどがお祝いする側の立場です。お友だちを祝う経験から、「お祝いすると喜んでもらえる」「喜んでもらうと自分も嬉しい」といった「お祝いする喜び」を学べます。

また、行事や集会への参加を重ねていくと、落ち着いて着席して話を聞くなど集団で過ごすときのふるまいが身についていきます。

保育園での誕生日会を企画するポイント

保育園の誕生日会は、参加する全員が楽しめるものでなければなりません。そのため、幅広い成長過程の園児が喜ぶ企画を考える必要があります。お祝いされる側だけでなくお祝いする側も楽しめる、そして出し物を行う保育士自身も楽しみながら取り組めるプログラムにすると、お祝いする雰囲気がさらに温かいものになります。

また、年度内は同じ構成で進める点もポイントです。毎月の誕生日会は、内容に変化をつけながらも同じ流れで開催しないと、不公平感を抱く原因になりかねません。年度初めに凝りすぎてしまい、継続するのが大変にならないよう注意しましょう。

事前準備不要!誕生日会の簡単アイデア4選

誕生日会の出し物といえば、パネルシアターやペープサートなどが定番です。園児からも人気がありますが、準備に大きな労力がかかってしまうのが難点です。ここでは、事前の準備や練習の手間がほとんどかからない出し物アイデアを、4点ご紹介します。

誕生月の園児への「インタビュー」

誕生月の園児へのインタビューは、多くの園でも取り入れている企画です。

  • お名前は?
  • 何歳になりましたか?
  • 好きな食べ物・遊びは?

このような質問を用意しておき、手作りのマイクなどを向けてインタビューします。質問項目は毎回同じものにしておくほうが、子どもたち自身が答え方を練習しやすいでしょう。

また、園児の年齢によっては、保育士がインタビューするだけでなく、お祝いする側の園児にアドリブで質問してもらう方法もおすすめです。質問内容も回答も、予想外のものが出てきて面白さが増すでしょう。

みんなが参加できる「クイズ」

定番のクイズ遊びも、保育士が蝶ネクタイや帽子などを身に付け「テレビ番組のクイズ司会者」らしいふん装をするだけでさらに盛り上がります。移動式の〇×ゲームやシルエットクイズなどのほかに、大勢が参加しやすいクイズの一例をご紹介します。

【とんだのなあに】

左右についたてを設置し、その間を飛んでいくものを当てるクイズです。ついたての裏にいる保育士が右から左へとぬいぐるみやおもちゃを投げると、一瞬だけ見える物体に子どもたちは目が釘付けになります。

体を動かせる「ゲーム」

見て楽しむ出し物が多くなりがちな誕生日会のなかで、体を動かせるゲームは子どもたちの盛り上がりポイントになります。ジャンケン列車やしっぽ取り、ハンカチ落としなどは、大人数ならではの楽しさが味わえるゲームです。

ルールを理解できない乳児が一緒に参加するのは難しいため、次に紹介する読み聞かせなどで場を分けるのもよいでしょう。

その大きさにワクワク「大型絵本」

大型絵本は、本を開くと1m以上にもなる大きいサイズの絵本です。そのワクワクするほどの大きさによって、普段から行っている読み聞かせが「特別感ある読み聞かせ」に変身します。

パネルシアターなどのように保育士が事前準備をする必要がなく、地域によっては図書館で借りられるため、手軽に取り入れられるのが魅力です。

誕生日会を行わない保育園はどうしてる?

誕生日会は毎月1回園全体で行う保育園が多いですが、全体の誕生日会をせずに園児一人ひとりの誕生日当日にお祝いをする園もあります。その場合、通常のスケジュールの合間に誕生日を祝う時間を組み入れ、クラス内だけでお祝いするケースが多いです。

インタビュー、歌や誕生日カードのプレゼントなど、全員同じ流れでお祝いするため、出し物や企画を考えなくてもよいメリットがあります。

みんなから「おめでとう」と声をかけてもらえる誕生日バッジをつけて過ごす、誕生日の王冠をつけて各クラスを回り花飾りを付けてもらうなど、園それぞれのアイデアでお祝いをしているようです。

まとめ

保育園の誕生日会は、お互いをお祝いしあう喜びや思いやりを感じる経験をとおして、自尊心や協調性が育まれる大切な行事です。毎月行うため、できるだけ準備に手間や時間がかからないものを取り入れて、業務への負担がかからないようにしたいですね。

子どもたち全体が参加でき、保育士自身も無理なく楽しめる誕生日会になるよう工夫すると、誕生日会がより心温まるものになるでしょう。

Q&A

Q.保育士が一人でできる誕生日会の出し物はなにがありますか?

A.マジックや実験ゲームはいかがでしょうか?簡単なマジックでも、衣装やBGMを工夫すると雰囲気が出て楽しめます。また、作る手間はかかりますが、定番のペープシアターやスケッチブックシアターも一人でできて、子どもたちからも人気が高い出し物です。

Q.誕生日会の司会をするときに気をつけることは?

A.話す内容をまとめたメモを用意しておき、特に重要なポイントにはマーカーしておくと目に入りやすくなり安心です。緊張すると早口になってしまいがちですが、子どもたちの顔を見ながら普段よりもゆっくりめに、笑顔で話すよう意識しましょう。