さまざなことに興味が湧き日々成長していく1歳児に、「絵本」はさらなる好奇心を引き出す絶好のアイテムです。しかし、子どもによって絵本への関心度や好みが違うため、読み聞かせる絵本を選ぶのも一苦労ですよね。
そこでこの記事では、多くの1歳児が興味を示すおすすめ絵本4冊と、さらに絵本を楽しんでもらう工夫をご紹介します。1歳児への読み聞かせタイムで、子どもたちをもっと絵本に夢中にさせたいと考えている保育士の皆さん、ぜひ参考にしてくださいね。
1歳児におすすめの絵本
1歳児の子どもにおすすめの絵本を選ぶポイントは4点あります。
- リズム感のある言葉
- 繰り返しの展開
- 1歳児が知っている身近なテーマ
- わかりやすいイラスト
「どてっ」「ぷしゅーっ」といったリズムがありユニークな響きをもつ言葉は、1歳児にとって聴き心地が良く、声に出して真似したくなる魅力的なものです。
同じパターンを繰り返す絵本なら、1歳児でも次の展開への予想を立てて楽しめます。
さらに絵本への親しみを引き出すには、「食べ物」などの自分の身近にあるものが登場する絵本や、鮮やかな色彩やユニークな顔など子どもの関心を引くイラストが効果的でしょう。
これらのポイントを踏まえて、1歳児の興味を引く4冊の絵本をピックアップしました。
【笑いが止まらない】だるまさんが
出典:『だるまさんが』
シリーズ累計発行部数900万部超えの大人気絵本。「どてっ」などの短くユニークな言葉・繰り返しの展開、「赤いだるま」の目を引くイラストといったように、1歳児が興味を示す要素が揃っています。
次の展開を期待させるように少し間をとってページをめくったり、「どてっ」などの笑えるポイントで大胆に読み方の変化をつけたりすると、絵本の面白さが強調されるでしょう。
また、子どもたちが体を動かせるスペースをとって、みんなでだるまさんと同じように動いてみるのはいかがでしょうか。左右に体を揺らしたり、どてっと倒れたりと、子どもたちが自由に体全体で絵本を楽しめる時間となり、さらに盛り上がりますよ。
【子どもウケ要素が満載】おべんとうバス
出典:『おべんどうバス』
かわいいイラストの食べ物・乗り物と、楽しいお返事が加わった繰り返しのパターンが、見事に1歳児の心を掴んでくれる絵本です。お弁当の具材たちが自分の名前を呼ばれると、「はーい」とお返事してバスに乗り込んでいきます。
読み聞かせのときには子どもたちにお返事してもらいましょう。そして、最後のシーンでは子どもたちと声を合わせて「いただきます」と言うと、おいしそうなお弁当に子どもたちのテンションも高まります。
また、手遊び歌の「おべんとバス」のメロディーで読んでいくのもおすすめです。子どもたちも参加できる読み聞かせになると、楽しさが倍増しますね。
【50年以上愛され続ける】しろくまちゃんのほっとけーき
出典:『しろくまちゃんのほっとけーき』
読み聞かせに慣れてきて、ストーリー性のある絵本にもチャレンジしたいときにピッタリなのが、世代を超えて親しまれ続けるこちらの絵本です。
特に1歳児を魅了するのが、ホットケーキを焼くときのユニークな音です。生地を落とす「ぽたあん」から「ぷつぷつ」、そして「くんくん」とリズミカルな言葉を噛みしめるように読んでみてください。まるで甘いにおいが漂っているかのような気持ちを子どもたちと一緒に味わえるでしょう。
おままごとのフライパンやホットケーキを使って焼いている様子を演じると、臨場感がアップして子どもたちもさらに夢中になってくれます。
【定番の歌が大人気】はらぺこあおむし
出典:『はらぺこあおむし』
こちらの絵本は個性的な色彩のイラストが印象的です。美味しそうに描かれた魅惑的な食べ物や色鮮やかなちょうちょが、1歳児の心を惹きつけます。月~金曜日と少しずつ増えていく食べ物が、土曜日には一気に豪華なごちそうになるところに、子どもたちは目を輝かせるでしょう。
そしてこの本の魅力は、なんといっても定番の歌です。土曜日に食べるたくさんの食べ物が、リズムよくメロディーに乗っているのが特徴的です。子どもたちも思わず体を動かしたり口ずさんでみたりしたくなるでしょう。ノリよく歌ってあげると、子どもたちのテンションも上げられます。
まとめ
1歳児におすすめの絵本を選ぶポイントは、リズム感・繰り返しの展開・1歳児に身近なテーマ・わかりやすいイラストといった4つの要素があります。
読み聞かせのときには、子どもたちにも声を出してもらったり体を動かしてもらったりすると絵本への関心が高まり、子どもたちと一緒に盛り上がる時間となるでしょう。
Q.絵本に興味を示さないときはどうしたらいい?
A.1歳児では絵本を見ない・集中できないことがほとんどかもしれませんね。興味がなくても声は届いていますので、声の抑揚に変化をつけてみましょう。
Q.膝に座らせて読むと子どもが絵本をめくってしまいます
A.一対一での読み聞かせでは好きに触らせてあげるとよいでしょう。スキンシップの時間と捉えて楽しんでくださいね。



