クリスマスが近づくと、ツリーが飾られライトアップされる街中の様子から子どもたちのワクワクが高まっていきます。そんな子どもたちが大好きなクリスマスを手軽に保育に取り入れるには、クリスマスにちなんだゲームがピッタリです。
今回は、クリスマスの雰囲気をみんなと一緒に楽しめるゲームを乳児・幼児別に6つご紹介します。普段の遊びを少しアレンジするだけで取り入れられるものを集めましたので、12月の保育にぜひ役立ててください。
クリスマスにちなんだゲームを行うときのポイント
クリスマスにちなんだゲームを保育に取り入れるときに押さえておきたいポイントを、次の2点にまとめてご紹介します。
- ねらいを考える
- 遊び慣れたゲームをアレンジする
詳しく見ていきましょう。
ねらいを考える
クリスマスにちなんだゲームを保育に取り入れる「ねらい」を明確にしましょう。ねらいの例は以下のようなものが考えられます。
- 西洋文化であるクリスマスに関心や親しみを持つ
- クリスマスを心待ちにする気持ちを盛り上げ、周囲の人と楽しみを分かち合う
クリスマスツリーやサンタクロースといったクリスマス独特の風習や文化を味わい、楽しい気持ちを共有する喜びを実感できるきっかけになるといいですね。
遊び慣れたゲームをアレンジする
「クリスマスだから特別なゲームで楽しませないと!」と気負う必要はありません。普段行っている遊びをアレンジするだけで、クリスマスの雰囲気を感じられるゲームになります。
例えば、普段行っている「椅子取りゲーム」や「じゃんけん列車」も、クリスマスソングをBGMにするだけで一気にクリスマスのゲームに早変わりします。お正月遊びである「福笑い」を、サンタクロースの顔で用意するのもよいでしょう。
【乳児向け】クリスマスにちなんだゲーム3選
まずは乳児向けに、子どもたちが楽しめるクリスマスにちなんだゲームを3点ご紹介します。乳児はゲームのルールを理解するのが難しいため、簡単でシンプルな動きや遊びをクリスマス風に工夫してみましょう。
クリスマスを見つけよう「オーナメント探し」
宝探しゲームのクリスマスバージョンです。ツリーに飾るオーナメントやクリスマスカードを隠して、探してもらいましょう。
保育室の中など隠す場所の範囲を決めて、子どもが探しやすいようにオーナメントを隠します。子どもの数より多めのオーナメントを隠す、「同時に見つけたときはジャンケン」とルールを決めておくと、取り合いにならない配慮ができます。
低年齢児の場合は、ボールプールの中だけで行うと見つけやすくなりますよ。
飾りつけを楽しむ「クリスマスツリーの飾りつけゲーム」
オーナメント探しの続きでツリーの飾り付けを行うと、ゲーム感覚で楽しめます。大きな緑色の画用紙を切り抜いたツリーを壁に貼り、見つけたオーナメントやシールなどでデコレーションしていきます。
丸形に切った台紙にペタペタと手形や足形をとって、ツリーの飾りに加えても面白いですね。ツリーのバックに黒い紙を貼っておき、タンポで白い絵の具をスタンプして雪模様を付けるのも楽しんでくれるでしょう。
プレゼントを落とさないで!「そりリレー」
クリスマスプレゼントを載せたそりを引っ張ってリレーするゲームです。そりは段ボールに紐を付けて手作りしましょう。
プレゼントに見立てた箱を途中で落としてしまったら、拾ってそこから再スタートです。大人数のときは2人1組にしたり、低年齢児が行うときはコースを一直線にしたりと、人数や年齢に適した遊び方を工夫しましょう。
【幼児向け】クリスマスにちなんだゲーム3選
年齢が上がってくると、ルールに沿ってゲームができるようになります。競争要素やグループでの協力に楽しさを感じられる幼児に向けて、クリスマスにちなんだゲームを3つピックアップしました。
いつもの遊びをアレンジ「クリスマスバスケット」
おなじみのフルーツバスケットをクリスマス風にアレンジ。フルーツの名前ではなく、「サンタクロース」「トナカイ」「ツリー」などクリスマスに関わるものの名前を、子どもたちに割り当てます。全員が動く掛け声である「フルーツバスケット」の代わりは「メリークリスマス!」です。
自分の担当がわかるように、サンタ・トナカイ・ツリーと、それぞれのお面を作って身に付けると、さらにクリスマスの雰囲気がアップしますよ。
年齢に合わせられる「〇×クイズ」
〇×クイズなら、ゲームをとおしてクリスマスの由来や風習を学べます。
「クリスマスはイエス・キリストが生まれたことをお祝いする日である」「サンタクロースの服の色は黒色である」などクリスマスに関する問題を、年齢に合わせた難易度で用意しましょう。
回答するときは、決めておいた「〇」と「×」のスペースに移動してもらうと、大人数でも楽しめますよ。
パーティーの定番「ビンゴゲーム」
定番のビンゴゲームを「色ビンゴ」に変えてみましょう。各自でマス目にクレヨンなどで好きな色を塗り、色カードを入れた箱から引いた色を〇でチェックしていきます。はじめは少ないマス目からトライしていきましょう。
色の代わりにクリスマスのイラストが描かれた台紙を作ると、さらにクリスマス気分が高まります。大きな台紙をグループに1つ用意して、数人で一緒に取り組むのも盛り上がるでしょう。
まとめ
クリスマスは子どもたちが楽しみにしているイベントの1つです。クリスマスの雰囲気を味わい、みんなと一緒にワクワクを共有する楽しさを感じられるゲームを取り入れたいですね。
遊び慣れたゲームをクリスマス風にアレンジするだけで特別な気持ちで楽しめます。年齢に合わせた工夫をしながら気軽に取り入れてみましょう。
Q&A
Q.クリスマスの意味を子どもに説明するにはどうしたらいいですか?
A.子どもが理解しやすいように、次のような簡単な言葉で伝えるのはいかがでしょうか。「クリスマスはイエス・キリストが生まれたことを喜びお祝いする日です。イエス・キリストを神様の子どもとして尊敬している人は世界中にたくさんいます。」
Q.「サンタさんは本当にいるの?」と聞かれたら、どのように答えるといいですか?
A.聞いてきた子どもに対して「○○くんはどう思う?」と逆に質問してみましょう。「先生は本当にいると思っているよ」「北極の近くに住んでいるって聞いたことあるよ」など、子どもの気持ちに同調しながら夢を壊さないように答えられるといいですね。
