保育園でのイベントは園児の学びや成長のために必要と考えられています。しかし、企画・実施をする保育士にとって負担になるケースもあるでしょう。本記事では、保育園でイベントを行う目的やアイデア出しのポイントをご紹介します。
また、イベントの一例として「ハロウィンイベント」のアイデアをご提案していますので、イベントのアイデアがほしい保育園の先生はぜひ参考にしてください。
保育園でイベントを行う目的を確認しておこう!
「通常保育に加え、保育園でイベントを行うのはなぜ?」と疑問に感じる方もいるでしょう。多くの保育園では園児の生活をより豊かにするためにイベントを企画しています。
イベントを通してコミュニケーションや、共同で何かに取り組む楽しさを学んでほしいとの思いがあるため、イベントは重要だと考えられています。また、園児が季節の移り変わりを体感できるのもイベントの魅力の1つといえるでしょう。
保育園イベントを盛り上げるためのポイント3選
イベントは保育園や保育士が企画・実行し、主役となるのは園児です。園児が楽しくイベントに参加できるような企画を立てましょう。
イベントを盛り上げるために欠かせないポイント3つをご紹介します。
①季節にあわせた行事を企画する
季節の移り変わりは、イベントを通して園児に体感してもらいましょう。季節に合ったイベントを企画するためには、準備期間も考慮しなければいけません。
例えば、夏から秋にかけて準備をするならハロウィンイベント、秋から冬にかけて準備をするならクリスマスイベントがおすすめです。このように、季節ごとのイベントは複数あるため、無理なく準備・実行できるように企画しましょう。
②持ち帰れる製作物を作る
イベントに向けて園児と一緒に製作物を作るのもおすすめです。製作も遊びの一環であり、想像力や感性が身につき、季節や文化を学ぶよい機会にもなるでしょう。
お持ち帰りする製作物を作る場合は、ご家族でも楽しめるような遊び方や飾り方を考え、園児に伝えてください。家庭でも楽しめる製作物は、家族に園での様子を伝えたり、園で教わった遊びで家族と盛り上がったりするきっかけになるため、園児も喜んで製作できるでしょう。
③本番に向けて事前準備をする
イベントを成功させるには、事前準備を計画的に行う必要があります。一般的に、保育士は本番当日から逆算して準備計画を立てます。
また、事前準備として園児にイベントの内容を理解してもらうと、イベント本番で盛り上がるでしょう。ハロウィンイベントであれば、絵本や歌などを通して「ハロウィンとは何か?」を知ってもらいます。言葉で説明する際は、要点を押さえ、やさしい言葉を選んで話すのがポイントです。
準備は9月スタート!ハロウィンイベントのアイデア4選
ハロウィンイベントを盛り上げるためには、ゲームや製作が欠かせません。しかし、ハロウィンの出し物は数が多く、候補を絞るのにも時間がかかるでしょう。ここでは人気のハロウィンイベント4つをご紹介します。
1.キャンディのお宝さがしゲーム
園児が作成したキャンディを園内に隠し、園児たちに探してもらうゲームです。キャンディは包装紙や新聞紙で簡単に作れます。小さな子は誤飲の恐れがあるため大きめのキャンディを、大きな子はゲームの難易度を上げるために小さめのキャンディを製作し、年齢やクラスごとにゲームを楽しみましょう。
製作したバケツやバッグにキャンディを入れて回収し「トリックオアトリート」の合言葉でお菓子と交換するとさらに盛り上がります。このとき、交換するのはお菓子ではなく、ちょっとした景品にするのもよいでしょう。
2.おばけをよけて!かぼちゃ運びゲーム
障害物としておばけを配置し、スタート地点からゴール地点までおばけを避けながら、スプーンに乗せたかぼちゃを運んでもらいます。ただし、年齢が低いとスプーンからかぼちゃを落とさずに運ぶ動作が難しいため、年齢に合わせてスプーンやかぼちゃのサイズを調整するのがポイントです。
また、障害物のおばけを園児と製作するのもよいでしょう。おばけの大きさや形はこだわらず、自由に製作させてあげると面白さが増しますよ。
3.透明な袋でおばけになろう
透明の大きな袋でおばけの衣装づくりをするのも、園児と一緒に楽しめる企画です。袋はカラーバリエーションがあると色を選ぶ楽しみが増え、完成時の華やかさも増します。
窒息の危険がないように配慮する必要があるため、年中や年長に向いている製作です。安全性を考慮し、頭が出るように大きめの穴を空け、首から下を覆うタイプの衣装にしましょう。製作後は衣装を着てイベントを開催して、絵本を読んだり、踊ったりしておばけ気分を楽しんでもらいましょう。
4.これなーんだ?ハロウィンのシルエットクイズ
クイズ好きな園児には、シルエットクイズがイチオシです。ハロウィンに関係のあるものをシルエットで見せて「これなーんだ?」とクイズを出しましょう。年齢に合わせて○×クイズにしてもよいですね。
画用紙の片面にシルエット、裏面にイラストを貼り付けるだけでも十分です。もう少し工夫をしたい場合は、保育室や遊戯室などを薄暗くし、カラーセロハンと光を使用して本格的なシルエットクイズを行うのもよいでしょう。
まとめ
季節ごとにイベントを企画・実施する場合、保育士の仕事が増えるため、準備も大変かもしれません。しかし、園児にとっては学びと遊びのよい機会になります。
準備期間が短いときは簡易的なイベントにしてもよいでしょう。ぜひ今回紹介した盛り上げるためのポイントやハロウィンイベントのアイデアを参考に、園児が楽しめるイベントを企画してくださいね。
Q&A
Q.1園児の自主性を考慮したい場合はイベント内容をどう決める?
A.1自主性とは、やりたいことを自分で見つけ、実行・達成することを指します。イベントの内容を決める際は、何をしたいのか意見を聞いて、そのなかから実現可能なものを保育士が選択するとよいでしょう。
Q.2保護者からの意見をどこまでイベントに取り入れる?
A.2保護者とのコミュニケーションは保育において重要なポイントです。意見を聞き、保育園の運営やイベントの企画に取り入れるのも必要でしょう。ただし、大人の事情ばかり優先させたイベントは園児にとってよいものにならないため、園児の意見とのバランスを考慮してはいかがでしょうか。
