冬の寒さが厳しい時期は、保育士にとって普段以上にさまざまな配慮が必要となる季節です。感染症対策や冬の行事、保護者とのやり取りなど、子どもたちが冬の間も元気に過ごせるように保育士の方は時間を割いているでしょう。
この記事では、寒いなか保育に取り組む保育士の方に向けて「冬の保育士あるある」をご紹介します。思わず「うんうん!」と頷ける共感エピソードを読んで、忙しい毎日の気分転換に役立ててくださいね。
保育士あるある【冬の仕事編】
気温が下がり感染症が流行りやすい冬は、この時期ならではの保育士業務や配慮が必要な点が増えてくるでしょう。冬の仕事編として5つの「保育士あるある」をご紹介します。
感染症対策に気を遣う
冬といえば感染症対策に手間がかかるのがつらいところです。園児の体調の変化に気を配る必要があり、体調を崩した子への対応にも時間を取られます。室内の温度や湿度管理が厳しくなる園も多いでしょう。
感染症の流行時期にはおもちゃなどの消毒作業も増え、消毒液で服の色が抜けたり、手荒れでハンドクリームが欠かせなくなったりするのも「あるある」です。
ポケットがティッシュだらけになる
いつもいろいろな物がつまっている保育士のポケットは、冬場になると「鼻水を拭いたティッシュ」で溢れていませんか?毎日誰かしらが咳・くしゃみをして鼻水を垂らしているのが冬の保育園。ゴミ箱に捨てる間も惜しんで動いている証拠ですね。
園の体温計をポケットに入れたまま持ち帰ってしまう時もあるでしょう。
冬服の扱いに苦労する
長袖でかさばる冬服は、扱いに手間がかかりがちです。手洗い時に袖を濡らしてしまう、アウターの着脱に時間がかかるなど、保育士の手助けが必要となる場面が増えてきます。
また、冬服の素材は静電気が起こりやすいのもネックです。着替えを補助したり、滑り台の下で子どもをキャッチしたりするときに、嫌な「バチッ」に遭遇してしまいます。
冬の早番は特につらい
ただでさえ大変な「早番の早起き」が、冬になると布団から出られなくなり余計につらくなってしまいます。
遅刻してしまうと保護者に大変な迷惑をかけてしまうので、「早番の前日はプレッシャーでソワソワして眠れない」という声に共感する方も多いでしょう。暖房が効いていないなかでの開園作業も億劫になりますね。
行事に追われて忙しい
クリスマスからお正月、節分の豆まきなど、冬の行事は盛りだくさんです。そこに加えて、2〜3月に成果発表会を行う園も多く、最も忙しい年度末・年度初めの3月4月まで気を抜く間がない方も多いでしょう。
冬の集会で「サンタさん」や「節分の鬼」の役目が回ってこないかヒヤヒヤしてしまうのも「冬のあるある」かもしれませんね。
保育士あるある【冬の保護者編】
保護者からは温かい言葉をもらえる機会も多い反面、スムーズな保育を提供するためには控えてほしい行動をされる時もあるでしょう。ここでは、冬に起こりがちな「ちょっと困った保護者あるある」をご紹介します。
登園時間に遅れがち
大人も子どもも布団から出たくなくなる冬は、園で決められた時間までに登園できない子が増えがちです。
出勤時間が遅い保護者の方が自分のペースで送りたいと思うのも理解できます。一方で、集団行動のスケジュールがある保育士からすると、子ども自身が園での準備や身支度に落ち着いて取り組むためにも、時間どおりに登園してほしいのが本音でしょう。
朝ごはん片手に登園させる
起きるのがつらくなる冬は、起床後の準備に余裕がなくなり、片手にパンを持ちながら登園する子を目にするかもしれません。
保育士としてはゆっくり食べさせてあげたいと思いながらも、朝のバタバタする保育園では食事を見守れません。食べかけであっても、保護者に持ち帰ってもらうようお願いせざるを得ないのがつらいところです。
熱があっても解熱剤を使って登園させる
体調不良の園児が増える冬は、ごくまれに発熱がある子どもに保護者が解熱剤を使って登園させる人がいます。朝保育園で預かったとしても、日中に熱が上がって結局お迎えを依頼する事態になってしまいます。
保護者とのやり取りや、熱でつらそうな子どもを預かる不安に、ストレスを感じる場面も多いでしょう。
記名がわかりにくい
記名がわかりにくいのは、年間とおして定番のプチストレスです。アウターやスノーウェア、手袋などのシーズン物はお下がりを使う園児も多いため、冬場は特に混乱しやすいでしょう。
白のマスキングテープに名前を書きタグに貼り付けると、洗濯しても取れない「名前タグ」になります。衣服に記名を残したくない保護者に案内すると、喜ばれるかもしれません。
いろいろあっても年度末に感謝されるとやる気がわく
気苦労も多い保護者対応ですが、年度末に温かい言葉をかけてもらえると疲れが吹き飛んでしまいます。
「うちの子、先生のことが大好きなんです」などの嬉しい言葉をもらうと、来年度からのやる気につながるでしょう。気持ちが癒やされる機会も多い保護者対応ですので、楽しんで取り組めるといいですね。
まとめ
寒さ厳しい冬には、冬特有の「保育士あるある」がたくさんあります。なかでも、子どもの体調不良やそれにともなう保護者への対応には、気疲れする部分も多いでしょう。
一方で、担当するクラスで過ごせるのも残り少なくなり、子どもたちの成長を感じられる嬉しい季節でもあります。「あるあるエピソード」に共感できた分だけ毎日頑張っている証と捉えて、気持ちを前向きに切り替えていきましょう。
Q&A
Q.子どもと触れ合うときの静電気を防止するにはどうしたらいいですか?
A.綿や絹、麻素材の衣服は静電気が溜まりにくいです。静電気を軽減するグッズも販売されていますので、保育に邪魔にならないヘアゴムなどで取り入れてみるのもよいでしょう。
Q.忙しい冬を元気に乗り切るためのコツを知りたいです。
A.体を冷やさないための効果的な防寒対策を取りましょう。室内でも動き回る保育士は、ヒートテックのような汗を吸収して発熱するようなインナーを着ていると、戸外に出たときに汗冷えしてしまう恐れがあります。汗をかきやすい方は、インナーにはサラサラとした肌触りの速乾性のあるものを試してみるのがおすすめです。

