保育計画を考えるなかで、どのような製作をしようか悩む保育士は少なくありません。季節感を取り入れたいと考えると、毎年似通った作品になってしまうこともありますよね。モチーフや材料は同じでも、ちょっとした工夫で作品の印象は変わります。
今回の記事では、身近な材料で作れる立体的で可愛い雪だるまの作り方を紹介します。年齢別に難易度を調整するポイントも紹介するので、ぜひ製作の参考にしてくださいね。
2月製作におすすめ!立体的な雪だるま
2月の製作に立体的な雪だるまを作ってみませんか。特別なものを用意しなくても次の方法で立体的な雪だるまを作れます。
- ポリ袋を使う
- お花紙を使う
- 毛糸を使う
それぞれの詳しい作り方を紹介します。
ポリ袋を使う
ポリ袋に綿やお花紙などを詰める簡単な作業だけのため、2歳児くらいからチャレンジできます。4歳・5歳児用に難易度を上げるなら、雪だるまの顔をマジックで描いたり、帽子を紙コップで作ったりする方法があり、アイデア次第で個性的な雪だるまが作れます。
未満児が作る場合は顔はシールを貼るだけにするか、保育士が描いてもいいでしょう。
お花紙を使う
くしゃくしゃに丸めたお花紙を別のお花紙で包んで丸くし、顔や体にします。トイレットペーパーでも、同じ方法で作れます。お花紙で包む動きは少し難しいため、幼児クラス向けの方法です。
未満児が作る場合は保育士が雪だるま本体を作り、シールで顔を貼ってもらうと手軽に雪だるまが作れます。4、5歳児用に難易度を上げるなら、雪だるまのパーツは好きな色の画用紙を切り抜いて、手作りするとよいでしょう。
また、お花紙を丸めたものは、色や大きさを変えるといろいろなアレンジも可能です。応用していろいろな製作に活かしてください。
毛糸を使う
ダンボールや厚紙などのしっかりとした素材で雪だるまの土台を作ります。切り込みを入れて、毛糸を引っ掛けながら巻いていきましょう。すると、ふっくらとした雪だるまが出来上がります。
切り込みに毛糸を引っ掛けたり、土台に巻き付けたりする動きは4、5歳児向けです。難易度を下げる場合は、土台に切った毛糸を貼りつけても可愛いですよ。
顔部分に毛糸を巻くと、顔が付けにくくなるため注意してください。毛糸を巻くのは体部分のみにして、顔はクレヨンやマジックで描いてもいいですね。
2月製作におすすめ!雪だるまを飾る雪の表現
雪だるまを作ったら、そのまわりを雪で飾るとさらに可愛くなります。雪の表現方法には次のものがあります。
- 絵の具を使う
- スタンピングをする
- 折り紙を使う
雪だるまとのバランスを考えて、どの方法にするか決めましょう。
絵の具を使う
絵の具を指先につけて、ぽんぽんと画用紙を叩くだけで雪に見えます。土台にする画用紙や絵の具の色によって、作品の雰囲気が変わりますよ。
ただし、絵の具を緩く溶き過ぎると垂れてしまうため注意が必要です。また、絵の具に触るのが苦手な子どもは、綿棒や筆、タンポの利用がおすすめです。絵の具に直接触らないため、抵抗感を減らせます。
絵の具の色を自由に選べるようにすると、子どもの個性が出て楽しい仕上がりになります。
スタンピングをする
スタンプ台や絵の具を染みこませたスポンジなどを使用してスタンピングをしてみましょう。ストローの先を切って広げただけのものでも雪の結晶に見えます。切り込みの深さや数によって形に違いを出せます。ストローの太さを変えても変化が出て面白いですよ。
雪に見えるものを子どもと探したり、スタンプを手作りしたりするのも楽しい製作になりますね。
折り紙を使う
切った折り紙を重ねて貼り合わせると雪の結晶に見えます。ハサミの使い方に慣れている場合は、切り紙に挑戦するのもおすすめです。
切り紙で雪の結晶を作る方法もありますが、あえて好きに切らせて、違いを楽しんでもよいでしょう。折り紙の色を白や水色にすれば、雪の結晶らしく見えます。危険がないよう見守りつつ、子どもの発想を大切に製作に取り組みましょう。
未満児クラスの2月製作に!簡単な雪だるまの作り方
未満児クラスの製作はハサミを使わない方法が安全です。次の製作方法があります。
- シールを貼る
- クレヨンで塗る
それぞれの方法を具体的に紹介します。
シールを貼る
保育士が土台を作っておき、そこに子どもがシールを貼って雪だるまにする方法です。紙をちぎれる場合は、折り紙をちぎって貼ってもいいですね。のりの扱いが難しい場合は、土台に両面テープを貼っておきましょう。
顔のパーツもシールで作れます。変化を出したい場合は、画用紙でパーツを作って両面テープで貼れるようにすると、表情のバリエーションが増やせます。
クレヨンで塗る
クレヨンを使える子どもであれば、ぐるぐると色を塗るだけで味のある雪だるまができます。雪だるまの形に塗るのは難しいため、塗り絵のようにしたり、雪だるまの土台に色を塗ったりする方法だと未満児でも無理なく製作を楽しめます。子どもが色を塗った画用紙を保育士が雪だるまの形に切り抜く方法での製作も可能です。
顔を描くのは難しい子どもが多いため、シールなどで仕上げましょう。クレヨンによっては、シールがうまく付かないため注意してください。
まとめ
特別な材料を用意しなくても、身近にあるもので立体的で可愛い雪だるまが作れます。同じ材料を使う場合は、年齢に合わせて難易度を調整するとよいでしょう。あえて同じ材料を使った制作を行うと、年齢ごとの成長が見えるのでおすすめです。
また、年齢的に雪だるまを知らない子どももいます。絵本や紙芝居などでどのようなものかを事前に伝えると、製作の際にイメージがわきやすくなりますよ。
Q&A
Q.製作で立体的な雪だるまを作る場合、どのような材料が必要ですか?
A.立体的な雪だるまは、ポリ袋やお花紙、毛糸があれば作れます。特別な材料がなくても可愛い雪だるまが作れますよ。
Q.未満児クラスの製作で雪だるまを作る場合、どのような方法があるでしょうか?
A.未満児クラスでは、シールやクレヨンを使った製作はいかがでしょうか。ちょっとした工夫で可愛らしい雪だるまが作れますよ。
